Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

今宵の月

2021-04-25 21:33:41 | 埼玉
内容こそ大苦戦とはいえ、レッズ勝利の夜を楽しく過ごしています。雷雨という予報が外れ、今夜の空には写真の月が見えていました。クレーターなども撮れた「会心の一撃」ですね。
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動きが落ちてきた相手(4/25浦和対大分)

2021-04-25 20:03:52 | 浦和レッズ
今日のホーム大分戦は、3-2という打ち合いの乱戦の末、浦和の勝利に終わりました。結果こそ勝ったとはいえ、大分の戦術的な工夫に苦しんだ試合で、当初は5-4-1で自陣に引いていた大分ですが、開始3分で明本のボール奪取がきっかけで得た西の先制点で、出ざるを得なくなった大分が前からプレスに来ました。この動きが効果的で、浦和の前の選手は大分の分厚いブロックの前にボールを奪われ、大分のプレスでサイドに拠点を作られました。

大分というチームが、どうしても主力選手を上位チームに引き抜かれるチームなので、メンバー的には入れ替わり昨年の継続とはいかないですが、片野坂監督のノウハウは出ており、CBとボランチで挟んでボールを奪う、高い位置で取ったらあまり手数をかけずにサイドへ出すなどの工夫は見られました。左サイドを崩されてからのクロスから町田に決められて失点すると、前半40分過ぎにカウンターから槙野が奪われる痛恨のミスで逆転されることになります。

浦和としては、ボール支配率は60%近いゲームではあるものの、大分に5-4-1で作られたブロックの外側で回さざるを得ない苦戦に陥ります。このままではジリ貧と見たロドリゲス監督は、後半頭に1トップの杉本を下げてボランチの伊藤敦樹を入れて、前節までうまく行っていた武藤の1トップに戻す交代の手を打ちます。この交代で、トップ下に上がった小泉がボールを持てるようになります。

しかし、大分の自陣に引いた5-4の堅陣は崩れないまま、後半も20分を過ぎてきました。この日はボールロストが目立っていた左SBの山中を下げて汰木を入れて、明本を左SBに入れる急造布陣を引くと、さらに69分に武藤と関根を下げて、興梠と田中達也を入れて最後の攻勢に出ます。大分の最終ラインは高い位置に引かれてコンパクトで、浦和がボールを入れようとしても出すところがなくバックパスという展開で時間が過ぎていきます。

そんなゲームは一つのセットプレーで変わりました。小泉が蹴ったロングボールの流れから、ファーサイドに流れたボールを槙野が足先で合わせてゴールとなり、浦和は貴重な同点ゴールを得ます。これで大分は攻めてくると思われましたが、浦和のボール支配の展開にさすがの大分も疲れてきたようで、5バックの間のスペースを浦和に使われるようになってきました。

これで、バイタルエリアに進出できた小泉から出たこぼれ球を、走り込んでいた田中達也が合わせて押し込み、浦和はこの大苦戦の試合を辛くも3-2と逆転して勝ち切りました。大分に敗戦一歩手前まで追い込まれた苦しいゲームでしたが、下位相手のゲームで確実に勝ち点3を確保したのは大きく、まずは早いうちに残留を確実にしたいという希望は達成できそうな流れです。
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