日曜日のC大阪戦こそ敗れたものの、浦和はここのところ上昇気流に乗り始めています。その要因として大きいのが、写真の西大伍選手が右SBとして出場し、後ろからゲームを組み立てていることです。右MFの関根が思い切って仕掛けても、後ろを西がフォローしてくれるので、今の浦和は右サイドが強みになっています。今回は西を取り上げます。
西は北海道の出身で、プロとしてのキャリアを地元札幌でスタートします。もっとも、西がいた頃の札幌は低迷期で、J2に降格することもある苦しいシーズンを過ごしました。新潟に期限付き移籍を経て、一度札幌に戻ってから、内田篤人がドイツのシャルケに移籍して右SBが空いていた鹿島から完全移籍のオファーを受けて移籍します。
西の印象はこの頃のものが強く、ゴール数こそそれほどではないものの、思い切って前から行ける右SBとして鹿島でレギュラークラスの活躍を見せます。鹿島では8シーズンプレーし、主力選手として不動の地位を築きますが、「イニエスタと一緒にプレーしたい」という理由で神戸への完全移籍を選択することになります。神戸でもレギュラークラスを外さない位置にいましたが、浦和に来たのはおそらく橋岡の移籍を想定してのオファーでしょう。
味方になって初めてじっくり観察した西のプレーは、右SBでありながらゲームメーカー的な能力も持っているというものです。古巣鹿島との試合で、これまで流れの中の得点がなかった浦和に、サイドからいいボールを入れて明本のゴールをアシストして、「上手い右SB」である実感が沸いてきました。また、前にいる関根との連携も良く、縦パスを入れて関根を走らせる動きもできます。
この西が、右サイドの中盤気味の位置でボールをキープできるのは浦和の強みで、彼がボールをめったに失わない信頼を得ているからこその関根の攻撃です。ここを拠点として、どれだけ浦和の得点を演出できるか、今は楽しみが非常に大きいです。負けた試合の後ですが、西のこの能力は確かだと感じたので、あえて選手紹介の記事を書きました。
西は北海道の出身で、プロとしてのキャリアを地元札幌でスタートします。もっとも、西がいた頃の札幌は低迷期で、J2に降格することもある苦しいシーズンを過ごしました。新潟に期限付き移籍を経て、一度札幌に戻ってから、内田篤人がドイツのシャルケに移籍して右SBが空いていた鹿島から完全移籍のオファーを受けて移籍します。
西の印象はこの頃のものが強く、ゴール数こそそれほどではないものの、思い切って前から行ける右SBとして鹿島でレギュラークラスの活躍を見せます。鹿島では8シーズンプレーし、主力選手として不動の地位を築きますが、「イニエスタと一緒にプレーしたい」という理由で神戸への完全移籍を選択することになります。神戸でもレギュラークラスを外さない位置にいましたが、浦和に来たのはおそらく橋岡の移籍を想定してのオファーでしょう。
味方になって初めてじっくり観察した西のプレーは、右SBでありながらゲームメーカー的な能力も持っているというものです。古巣鹿島との試合で、これまで流れの中の得点がなかった浦和に、サイドからいいボールを入れて明本のゴールをアシストして、「上手い右SB」である実感が沸いてきました。また、前にいる関根との連携も良く、縦パスを入れて関根を走らせる動きもできます。
この西が、右サイドの中盤気味の位置でボールをキープできるのは浦和の強みで、彼がボールをめったに失わない信頼を得ているからこその関根の攻撃です。ここを拠点として、どれだけ浦和の得点を演出できるか、今は楽しみが非常に大きいです。負けた試合の後ですが、西のこの能力は確かだと感じたので、あえて選手紹介の記事を書きました。