今日の西武ライオンズは、オリックス相手に延長戦の接戦となりましたが、延長12回に写真の(大瀧)愛斗が放ったホームランが決勝点になりました。今日はそのヒーロー、愛斗を取り上げます。愛斗は大阪府の出身ですが、越境して埼玉県の花咲徳栄高校でプレーしていました。3年生のときには「4番センター」でしたが、当時から守備範囲の広さが目立っていました。
西武ライオンズにはドラフト4位で指名されて入団してきました。高校通算本塁打数では30本を超えていたスラッガーでしたが、プロでアピールするにはまずはその守備力からと思っていました。愛斗が入団して、ライオンズは遊撃手と右翼手が課題という時期は長く、愛斗にも当時のレギュラーの木村が打てないときに出番が回ってきました。
しかし、愛斗は三振が多いこともあってなかなかそのチャンスをものにできず、正右翼手は木村という時期は長く続きました。チャンスがやってきたのは昨年です。木村が腰痛で離脱していたタイミングで右翼手で出場していた愛斗は、抜擢当初から本塁打を放ち、ついに木村からポジションを奪うことができました。もっとも、外野手の中では多く出番を得たものの、終盤に外角の変化球に引っかかる場面も目立ちました。
今季は、金子の負傷で中堅手で出場する試合も多くなってきました。中堅手だと思い切って俊足を飛ばせるので、右翼手のときよりもファインプレーが多く見られるようになってきました。打つ方は、今季は1割台が長く続き、まだ辻監督が我慢して使っているレベルだろうと思われましたが、次第に打率も上がってきました。
秋山獲得に失敗した西武は、外野手のポジションはいろんな選手を使い回してしのぐしかありませんが、愛斗が打つ方でも結果を出してくれれば下位打線でも点が取れるようになります。8年目での愛斗のブレイクはなるか、楽しみに見ていきたいと思います。
西武ライオンズにはドラフト4位で指名されて入団してきました。高校通算本塁打数では30本を超えていたスラッガーでしたが、プロでアピールするにはまずはその守備力からと思っていました。愛斗が入団して、ライオンズは遊撃手と右翼手が課題という時期は長く、愛斗にも当時のレギュラーの木村が打てないときに出番が回ってきました。
しかし、愛斗は三振が多いこともあってなかなかそのチャンスをものにできず、正右翼手は木村という時期は長く続きました。チャンスがやってきたのは昨年です。木村が腰痛で離脱していたタイミングで右翼手で出場していた愛斗は、抜擢当初から本塁打を放ち、ついに木村からポジションを奪うことができました。もっとも、外野手の中では多く出番を得たものの、終盤に外角の変化球に引っかかる場面も目立ちました。
今季は、金子の負傷で中堅手で出場する試合も多くなってきました。中堅手だと思い切って俊足を飛ばせるので、右翼手のときよりもファインプレーが多く見られるようになってきました。打つ方は、今季は1割台が長く続き、まだ辻監督が我慢して使っているレベルだろうと思われましたが、次第に打率も上がってきました。
秋山獲得に失敗した西武は、外野手のポジションはいろんな選手を使い回してしのぐしかありませんが、愛斗が打つ方でも結果を出してくれれば下位打線でも点が取れるようになります。8年目での愛斗のブレイクはなるか、楽しみに見ていきたいと思います。