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コスタリカ代表の記憶

2022-07-10 11:29:50 | ワールドサッカー
日本代表と、カタールW杯の本大会で対戦する、コスタリカ代表の記憶です。コスタリカ代表と言えば、何と言っても2014年ブラジルW杯でのベスト8の活躍の印象が強いです。当時、コスタリカ代表が入った組は「死の組」と呼ばれた、イングランド、イタリア、ウルグアイと同じ組でした。また、大会直前の親善試合で日本代表とも対戦して敗れています。

おそらく、まともに戦っても勝てないと感じたであろう、サントス監督の打った手が当たりました。コスタリカが取った手は5-4-1で守りを固める手でした。確かに、プロレベルなら5バックで自陣に引けば、相手に攻め込むスペースをなくすことはできます。もっとも、5バックがこれまで成功していなかったのは、攻めに転じることが難しかったからです。

当時のコスタリカは、世界中の戦術愛好家に、一つの解を披露しました。4枚のMFは守備のときは横にバランスを保ってボールを引き出す役割を担い、攻撃のときは5バックのアウトサイドが上がり、1トップのキャンベルの他に、トップ下のルイスがゴール前に上がってターゲットを2か所にしていました。これで、コスタリカは攻撃でも「攻め切る」ことが可能になっていました。

これで、コスタリカはウルグアイとイタリアに勝ち、イングランドに引き分けて1位でグループリーグを通過します。決勝トーナメント1回戦でも、ギリシャにPK戦で勝ち、ベスト8まで進出することができました。大会前は多くの解説者が3戦全敗での敗退を予想したコスタリカの、この快進撃は当時の話題になりました。

その4年後の2018年ロシアW杯にもコスタリカは出場しました。このときは4枚のMFをバランスを取りながら上げるなどの新たなオプションを見せましたが、あと一歩で引き分けに持ち込めそうだったブラジル戦でロスタイムに失点して敗退が決まりました。こういう、中米のスペイン語圏はサッカーが盛んな国が多く、コスタリカには勝ちたい日本代表ですがなかなかの難敵です。

今度、パリ・サンジェルマンの一員としてコスタリカ代表のGKナバスが見られる可能性があります。コスタリカ代表の堅守を支える彼の、生写真はできれば狙ってみたいです。
コメント
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