Kobby loves 埼玉&レッズ

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オールスター初出場(本田圭佑[野球])

2022-07-23 14:04:47 | 他スポーツ
代替選手とはいえ、オールスターに初出場を決めた西武ライオンズの中継ぎ投手、本田圭佑投手を取り上げます。本田圭佑は宮城県の出身で、当初は国立大に進学の予定でしたが、野球で結果を出したいと東北学院大学に進み、西武ライオンズからはドラフト6位で指名されて入団してきました。入団当初はサッカーの本田圭佑と同姓同名の名前で注目されます。

本人は、入寮や一軍昇格のときに、名前だけでマスコミが取り上げてくれるので、この名前であることは得だと思っていたようです。2019年シーズンは先発要員で一軍に上がってきており、3ボールになっても安定してストライクゾーンに制球できるコントロールの良さを生かして、キャリアハイの6勝を挙げてチームの優勝に貢献します。

その後、2020年、2021年シーズンは結果を出せず二軍で過ごしましたが、今年は二度目のブレイクを果たします。リリーフ投手陣が新型コロナの感染で離脱したタイミングで、中継ぎ要員として一軍に昇格し、最初は7回を抑える勝ちパターンの継投に入り込みます。水上が復帰してからは6回や負け試合の中継ぎに回ることもありましたが、その後は二軍に落ちず安定して結果を出しています。

彼の投球は、ストレートの球速こそ140km台前半と、今のプロ野球では速い方ではありません。しかし、西武投手陣ではトップクラスの制球の良さを持っており、四死球で崩れることが少ない強みがあります。また、カーブやチェンジアップで相手のタイミングを外す投球もできており、今季は防御率は1点台をキープしています。昨日のゲームでは、中継ぎ陣が苦しい西武で、8回を抑えて勝利に貢献しました。

オールスターでは中継ぎでの出番になるでしょう。しかし、ドラフト6位で注目されることが少なかった本田にとって、これほどの大舞台は初めてです。いろんな選手から話を聞くなどもできるので、この経験で彼がもう一段上に行けるようになってくれば、意義があるオールスター初出場になるでしょうね。
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中国戦プレビュー

2022-07-23 13:58:10 | ワールドサッカー
日本代表の東アジア選手権、第二戦は明日の中国戦です。もともと、この大会は中国で開催の予定でしたが、中国の厳格な「ゼロコロナ政策」で他国選手の入国が不可能になったので、急遽日本で代替開催になった大会です。そのため、観客動員はあまり期待できず、初戦の香港戦は日本代表の試合では異例の4千人台の観衆でした。

対戦相手の中国代表は、海外組を呼べない事情は日本と同じで、若手主体のメンバーという情報です。初戦の韓国戦は0-3で敗れています。今年のカタールW杯最終予選では6チーム中5位で予選敗退し、ベテランが多かったチームを若手主体に切り替えていく途中の試合ですが、各国が親善試合を行っていた6月の国際Aマッチデーに、ゼロコロナ政策の影響で試合を入れられていない不利もあります。

中国代表は、以前はイタリア代表でW杯優勝の実績があるリッピ監督が率いていました。もっとも、「さすがリッピ」というような戦術的な切り札を見せた印象はなく、2次予選での低迷でリッピ監督が辞任してからは中国人の監督が率いています。中国代表は、手っ取り早い強化策としてFWエウケソンら、中国リーグでプレーする外国人選手の帰化による強化を狙いましたが、エウケソンは運動量が全盛期より遥かに落ちており、成果は出ませんでした。

そのため、この大会は中国代表にとっても若手選手の掘り起こしを進めたい大会です。無理に勝負にこだわらなくてもいい大会なので、オーソドックスな4バックなどで攻めに出てくる方が強化につながるでしょう。以前、最終予選の日本戦で相手をリスペクトし過ぎて守備一辺倒となり、0-1で敗れたようなミスはしないでしょう。

この原稿を書いている時点で、香港戦のビデオは見ていないので、今の国内組の日本代表がどういうチームに仕上がっているかは不明ですが、もちろん勝って韓国代表との優勝を賭けた試合に臨みたいところです。最近はACLでも中国勢は地盤沈下気味なので、ここは確実に勝てるのではと、夏の夜の豊田スタジアムでのゲームに期待しています。
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