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FC東京戦マニアック分析

2022-07-15 22:35:07 | 浦和レッズ
今日はどうしても文章を書く元気が出ないので、撮ってきた写真だけ先に貼っておきます。

FC東京を率いるブラジル人のアルベル監督は、4-3-3の布陣が機能していないと見て、右MFに入っていた梶浦を下げて攻撃的MFの紺野を入れ、東、松木のダブルボランチに右MFに紺野、トップ下にレアンドロ、左MF渡辺の4-2-3-1に組み替えてきました。浦和に狙われていたSBの裏を紺野と渡辺で分担し、レアンドロに自由に個人技を発揮させることで逆転を狙った手でしょう。

しかし、後半もやりたいサッカーができたのは浦和でした。もちろん、FC東京の1トップ、ディエゴ・オリベイラが負傷交代したという不運もありますが、浦和がサイドを仕掛け、折り返したところに確実に人数をかけているという攻めができたのがその要因でした。イメージとしてはかつて横浜FMを優勝に導いたポステゴグル監督の攻めで、クロスに人数がいることで機能させていました。

49分、右サイドで持ったモーベルグの折り返しに、バイタルエリアにいた伊藤敦樹がグラウンダーで狙ったシュートが決まって2-0としたことで、浦和優位は確定的な試合になります。その後も伊藤敦樹が右サイドを抜け出したチャンスにモーベルグがシュートを狙うなど、突破からのクロスが面白いように機能します。FC東京も2点ビハインドになってからは前に人数をかけて攻めるしかなく、この浦和の攻めは何度も続くことになります。

浦和は66分、小泉と松尾を下げて江坂と明本を入れ、2トップをそっくり入れ替えてきました。最初、2トップであることを江坂がわかっていなかった様子で、味方の指示で「2トップだから前に行け」と気付いたようでした。これで、江坂もサイドを仕掛ける側となり、モーベルグのパスに抜け出して江坂が折り返し、大久保が中央で詰めて決定的な3点目が入ります。

FC東京はこの試合で唯一使えていたレアンドロの個人技に一縷の望みを賭けるしかなく、無理をする必要がなくなった浦和が確実にこのゲームを勝ち切り、3-0で浦和がこのゲームを勝利しました。2トップという新しい考え方が浦和に合っていたようで、このパターンなら7月に新加入したばかりのリンセンを合わせることもできそうだと、前向きになって埼スタから帰ってきました。

















































コメント
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