Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

スペイン代表の記憶

2022-07-13 21:56:45 | ワールドサッカー
日本代表がカタールW杯初戦で対戦する、スペイン代表の記憶です。スペイン代表といえば写真のイニエスタの記憶が大きいです。彼は2010年南アフリカW杯の決勝戦で決勝ゴールの活躍で、スペイン代表を優勝に導きました。スペイン代表が強いときは、スペイン人が伸びてきて、スペインの名門クラブであるRマドリードやバルセロナでレギュラーポジションを確保できたときです。

この2010年当時のスペイン代表は、当時グアルディオラ監督が率いていたバルセロナの、4-3-3をコピーしてそのままスペイン代表の戦術にしていました。パスをつなぐ「ティキ・タカ」の戦術で、3枚のMFにいた、シャビとイニエスタのコンビプレーが絶妙でした。FWには、のちにサガン鳥栖に入団した、スピード型FWのフェルナンド・トーレス、神戸にもいたビジャがいました。

パスをつなぎながら急激にスピードを上げて、3トップの両サイドを走らせるのがスペインの売りで、時にはシャビやイニエスタがFWを追い越して上がってくることもありました。今のスペイン代表にも、Rマドリードのレギュラーのアセンシオ(FW)、バルセロナのレギュラーのペドリ(MF)がいます。東京五輪の準決勝で日本代表と対戦した、U-24スペイン代表に彼らはいました。

その東京五輪の準決勝は、スペインのボール支配に防戦一方に押し込まれ、延長戦で失点して日本代表は敗れています。もっとも、W杯の1次リーグの試合は90分で決着が着かなければ引き分けなので、引き分けに持ち込む可能性もあるという考え方もあります。日本が、ボランチのところで相手に奪われると一方的な展開もありますが、ここをつなぐことができればブラジル戦のようにサイドに出すまではできるでしょう。

キーマンは遠藤航です。彼が、相手のプレスを受けにくい位置にいるポジショニングのセンスを発揮して、味方DFからうまくボールを受けることができれば、3トップの両ウイングまでは運ぶことができます。もちろん、中央のFWのところは相手に厳しく詰められるでしょうが、ウイングが中に入るなどオプションを見せて、何とか貴重な1点をもぎ取って欲しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする