Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

新潟戦プレビュー

2012-07-13 21:33:20 | 浦和レッズ
明日、浦和はアウェイのビッグスワンで新潟と対戦します。浦和のミシャサッカーは新潟のように「出てこない」チームは苦手にしていて、前回の対戦も引き分けでした。通算の対戦成績で浦和が圧倒的に勝ち越しているのは不思議です。

もっとも、出てこないサッカーは新潟の監督が黒崎監督から柳下監督に変わったことで、多少のモデルチェンジはあるかもしれません。柳下監督は育成に定評のある監督で、磐田時代も山田大記や小林を育てた実績のある監督ですが、残留争いですぐに結果を出さなければいけないチームを率いたのは初めてです。

そのため、ベースの8人で引く部分は変えず、ミシェウとブルーノ・ロペスに少し前から行くように指示を出している可能性はあります。浦和は引いて守られると、左アウトサイドの梅崎が面白いように空くといういつものサッカーはできない可能性もあります。

以前、イタリアのセリエAに行ったとき、マメなようには見えないイタリア人が実は記録好きだということを知りました。当時のカードはフィオレンティーナ対ペルージャという普通の試合でしたが、両監督がトラパットーニ対ボスコフというベテラン監督だったのでデータがたくさんありました。

普通は過去にいろんなチームで対戦しているトラパットーニ対ボスコフで終わりかもしれませんが、トラパットーニ対ペルージャ、ボスコフ対フィオレンティーナなど相性がわかればといろんなデータがありました。

今回もミシャも柳下監督もJで十分実績のある監督なので、ミシャ(広島時代)対柳下(磐田時代)だけではなく、柳下対浦和などもデータがあれば面白そうです。もっとも、1サポーターに過ぎない私には不可能で、こういうデータはマスコミが探してくれるのに期待するしかありません。
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スペースへの反応(7/11なでしこ対豪州)

2012-07-12 19:08:56 | レディース
男子の代表の方はあれだけスルーパスを連発して、格好の良さそうなサッカーをしていながら、最後のボランチ村松のパスミスで同点ゴールを決められました。

直前の調整試合であるから結果は度外視とは割り切れず、確実に勝ち点3を取るべき試合の予行演習だったことを考えると、ベンチには入るはずの村松には意識は徹底しておかなければならず、約束事が守られていないチーム作りのまずさを感じます。

そのため、男子代表にはあまり触れず、なでしこから引っ張ってきます。なでしこの対戦相手の豪州は強いチームで、五輪予選でも1-0と苦しんだ相手ですが、本来やりたいカウンターサッカーに不可欠な俊足FWディバンナが所属チームの都合でいませんでした。

そのため、長身FWギルの頭を狙うサッカーに変えていたので、女子W杯ベスト8のチームと比べたらチーム力は落ちるでしょう。しかし、そんな若手主体の豪州は前から追い、意欲的に点を取りにきました。以前のなでしこならセットプレーで1点献上しそうなところです。

しかし、体格では劣っても必ず失点する訳ではないということは、女子W杯でなでしこ自身が証明しています。熊谷は女子W杯のときは「真ん中で勝負した」と語っていましたが、今までの女子サッカーは力任せの傾向があり、真ん中のFWに高さか個人技があれば勝てていました。

細かくステップを踏んで巧みに相手DFのマークを外すというFWがいればなでしこも新たな対応を考える必要がありますが、力任せなら相手のFWに必ずなでしこのDFをつけられますから、ヘディングなら相手のバランスを崩す、個人技ならシュートコースを限定するという地味なプレーを丁寧に続ければよほどのスーパープレーがない限りゼロに抑えられます。

また、永里改め大儀見のプレーも目を引きました。かなり前からなでしこでプレーしているFWで、スペースをかぎ分ける能力が高いことから、勝手に「女版大黒将志」と呼んでいました。しかし、世界も制しその後も順調に代表キャップを得ていることを考えると、もっとすごい選手に例えてもいいかなと思います。

近賀のクロスに足先で合わせた2点目は、世界を取るにはこういうゴールが絶対必要だと思わせるゴールで、相手DFの頭の上から叩きつけるゴールは不可能ななでしこでは、こういうちょっとした隙をものにするしかありません。こういうゴールをカナダやスウェーデンから奪えれば、「これは金メダルを取るチームのサッカーだ」と言ってもいいと思います。
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中継ぎタイプか?(十亀剣)

2012-07-11 10:58:46 | 他スポーツ
先日、西武のドラフト1位ルーキーの十亀剣投手がプロ初勝利を挙げました。先発が崩れた後の2イニングをしっかりゼロで抑え、その裏の回に味方が反撃した勝利です。これこそ中継ぎ投手の役割で、できるだけ少ない点差でしのげばいつか味方打線が打ってくれると信じて投げるのが役割です。

80年代に巨人で鹿取が中継ぎをやっていた頃は、中継ぎ投手を数字で評価するホールドポイントはなく、いくら投げても勝ち負けセーブ関係なしと不遇の立場でした。しかし、今は中継ぎ投手の浅尾(中日)がMVPを取る時代です。中継ぎ投手も正当に評価されるようになりました。

十亀の場合は、JR東日本時代の都市対抗で先発だったこともあり、しかもボールに力があるので、西武は最初は先発として期待していたと思います。ただ、今の十亀は制球が安定しておらず、1イニングに一つは四球を出す危なさがあります。少し点差のある中継ぎでないと怖くて使えないのがベンチの本音だと思います。

それでも、中継ぎをやったことで十亀の良さも見えてきました。その長所は少し腕が横から出てくる変則投手ということです。短いイニングなら相手は球筋を覚えられず、力で抑えることも可能です。

逆球も結構あるので、リードする捕手の炭谷は結構大変だなとも思いますが、少しずつ長いイニングを投げられるようになれば、先発が崩れた試合でも拾えるようになってきます。社会人出の投手なので、どうしても昨年の牧田と比較されてしまいますが、十亀の場合は素材としての良さでのドラフト1位で、まだ育てられると思います。
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ニュージーランド戦プレビュー

2012-07-10 20:36:52 | ワールドサッカー
夏負けしかかっている体調の悪さで忘れかけていましたが、明日U-23日本代表がU-23ニュージーランド(以下NZ)代表と国立競技場で対戦します。以前はU-23日本代表に中田英寿までいたことがあったので、U-23の代表戦でも満員になっていましたが、今は香川真司もいない代表で、平日の夜に無理して行かなくてもいいだろうと満員にはならないと思います。

私も体調不良ではテレビ観戦になりますが、この時期の親善試合ならNZも五輪に出場するのでオーバーエイジを入れたベストメンバーで来てくれるはずです。当初は韓国を予定していたのが、相手側の都合でキャンセルになり、最悪弱小国のA代表を呼ぶのもやむを得ないと覚悟していたところでNZと交渉がまとまったのは幸運です。

スペインのような強豪と戦う準備をしている日本にとっては、NZは強豪とは言えないかもしれません。しかし、2010年南アフリカW杯に出場したA代表は決勝トーナメント進出こそならなかったものの3引き分けで、無敗で大会を去った唯一のチームです。

NZは豪州がいなくなったオセアニア地区で唯一の強豪で、出場枠が一つあるオリンピックはほぼ確実に出場権を取れるので、厳しい予選を勝ち上がるような実戦はあまりこなしていないかもしれません。そういう意味では少し物足りないところもありますが、五輪に出場するチームですからグループリーグで日本が対戦するホンジュラスあたりは想定できるかもしれません。

皆、欧州選手権を制した選手を3人オーバーエージで入れたスペインのことを書き立てていますが、日本にとって大事なのはモロッコ戦とホンジュラス戦です。たとえスペインに負けても、この2チームに連勝すれば決勝トーナメントには行けます。仮想ホンジュラスとしてNZ戦を評価するなら、勝ち点3を得る戦いになります。

NZとしては、時差がなく、季節も逆という意味ではロンドンと同じという意味で日本を遠征先に選んだと思います。正直、韓国を逃したら直前の調整で日本まで来てくれそうな国はないのではと思っていましたから、NZがちゃんと戦ってくれれば理想的な調整になります。NZは原発事故の際も、ぎりぎりまで来日の可能性を探ってくれましたから、友好ムードで試合は行われると思います。
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鳥栖戦マニアック分析

2012-07-09 18:35:43 | 浦和レッズ
埼玉スタジアム、水溜まりで過去の記憶を紐解くと、2007年の新潟戦でポンテがどこに水溜まりができやすいか把握していて、止まったボールをミドルで放っていた記憶があります。この水溜まりは後半の浦和では守備側のサイドだったので、あちら側のゴール前はボールが止まりやすいことは浦和の選手は知っていないといけませんでした。

当時の試合に出ていたのは坪井と平川が残るだけで、永田と槙野は知らないので、ミシャサッカーのいつものパターンのDFラインでパスを回すサッカーがいかに危険か、経験者の坪井は指示しておかないといけませんでした。

雨のサッカーは水溜まりができたらパターンを変えなければいけません。面白いサッカーを見せるという本来の姿からは離れますが、大宮が雨で水溜まりになったキンチョウスタジアムで、ホームで慣れているはずのC大阪を破ったのは、このグラウンド状態ではいつものサッカーは無理と先に気づいて、アーリークロスを放り込むサッカーに変えたからです。

また、この水溜まりは浦和の3バックから機動力を奪いました。簡単に鳥栖にDFの間のスペースを使われたのは反省しなければならず、こうなったら全部クリアでいいと割り切って縦に長いボールを蹴っても良かったと思います。

攻撃面で見ると、原口が生きるのは速攻と現時点では遅攻は難しいと割り切る必要がありそうです。2シャドーなら前を向いて受けられますが、1トップだと相手DFを背負って受けるのでファウルで潰されてしまいます。

C大阪戦の鈴木啓太のゴールは原口が潰された流れからだったので、原口が潰されるのも決して無駄ではないのですが、ポポは真ん中で張っていられずサイドに流れる欠点こそあるものの、ボールはしっかりキープしてくれるので、まだ今のところはポポが上という評価をせざるを得ません。

原口は今のうちにできるだけ点を取ってポポの戻る場所をなくすくらいの活躍が必要ですが、佐藤寿人の負傷の代役出場だった李忠成が11点取って代表まで上り詰めたように、決して不可能ではありません。難しいですが、挑戦して欲しいと思います。
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夢の中のスポーツシーン

2012-07-08 16:57:09 | 他スポーツ
私は結構、夢をよく見ます。拷問を受ける夢のような悪夢もないことはないですが、基本的には好きなスポーツが夢になって出てきます。ただ、今一番よく見ているスポーツのサッカーはファンになった年齢が遅いので、自分が選手という夢は一度も見たことがありません。

夢の中なら何でもありですから、一度くらいW杯のトロフィーを掲げるようなでっかい夢も見てみたいですが、残念ながら自分の夢にサッカーが出てくるときは大抵サポーターとしてばかりで、スタンドから試合を見ている画像ばかりです。2008年のACLのときはクウェートによほど行きたかったらしく、アル・カディシアのアウェイ戦は何の根拠もない適当な画像ながら夢に出ています。

また、W杯予選が平日に行われるので寝ざるを得なかった、前回最終予選のバーレーンとのアウェイ戦ではなんと見たかったその試合が夢に出てきています。0-1と苦しい試合展開で夢でもうなされていましたが、田中達也のダイビングヘッドで同点に追いつくところまで夢で見て、その興奮で目が覚めて「そういえば現実はどうなんだろう」とテレビをつけて2-0と現実の方が良かったのでほっとしました。

ただ、これだけスポーツが好きなら自分が選手の夢はもちろん見たことがあります。一番ファン歴が長い大相撲の夢はよく見ますが、たまに自分が力士としてまわしを締めて土俵に上がっている夢も見ることがあります。少年時代は力士としては体が小さいからとか言っていたら、自分より背の低い舞の海が活躍しているのを見て、自分も舞の海になりたいと夢に出てきました。

その夢では曙と対戦して、立ち合いに大きく変化して相手がついてこれず、飛行機の墜落のような格好で曙が土俵に倒れ、金星を挙げるというでっかい夢です。もっとも、調子に乗っていたら翌場所の対戦で突き二発で土俵下に吹っ飛ばされるというオチもついていましたが。

基本的には業師、相撲巧者と言われるような力士の夢ばかりで、パワーで相手を吹っ飛ばす小錦のような夢は見たことがありません。自分は175cmと力士になったら小さいということは夢の中でも理解していて、小さいものが技術と工夫で大きいものを倒すという夢を見ると翌朝すっきりと会社に行けました。
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ひまわり

2012-07-08 11:46:12 | 雑記
すっかり季節も夏になり、こういう季節の変わり目は毎年体調を崩していることが過去の自分のブログでわかります。去年も7月中旬に風邪で体調を崩して、埼玉スタジアムの清水戦の参戦を取り止めています。

昨日の鳥栖戦は参戦できましたが、ここ数日体調が良くないので、1日休んで病院に行く必要がありそうです。画像は夏の花、ひまわりですが、ちょっと時間が経っているので少ししおれています。

ひまわりと聞いて思い出すのは、以前自宅の近くにあったステーキ専門店で、ひまわりの種が食べ放題だったことです。めったに食べられないものだから思い切り食べようと、たくさん食べましたが美味でした。この店は就職を控えた私を励ますため、両親が連れてきてくれた店で、今はないのが残念で仕方ありません。

しかし、今は父が病気で家族での外食は難しくなりました。すっかり行動半径の狭くなった父の唯一の楽しみの散歩を一緒にしながら、以前私に見せてくれた愛情を思い出します。
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「雨将軍」は相手だった(7/7浦和対鳥栖)

2012-07-08 10:21:55 | 浦和レッズ
今、J2でモンテディオ山形が雨の日の勝率が圧倒的に良く、相手チームのサポーターから「雨将軍」と言われて恐れられているという話を聞いたことがあります。浦和も新雨将軍に名乗りかと思えるような3点は、いずれも雨脚が強くなっていた時間に生まれています。しかし、水はけには自信があるはずの埼スタも、これほどの雨では水溜りもできます。

基本的にミシャのサッカーは最終ラインはグラウンダーでパスを回して落ち着かせるサッカーです。しかし、水溜りの存在でパスが思うように回らず、最終ラインの選手の足も止まったことで、立て続けの3失点と肝を冷やす辛勝(4-3)に終わりました。雨をうまく利用したのは相手の方だったので、雨将軍は鳥栖の方かもしれません。

しかも取られ方も悪かったです。全部左からのクロスで、DFラインの選手が相手を捕まえ切れず間に入られています。さすがに3点目のときはDFは「これはまずい」と気づき、話し合いを持つほどでした。鳥栖の健闘は素直に称えたいですが、浦和も勝ち点3をどうしても取りたかったので、格好は悪くても勝っておいたことは評価しています。

鳥栖は出てくるチームという印象でしたが、この試合ではあまり出てきませんでした。1点ビハインドの前半では最終ラインと中盤の2ラインをコンパクトに保つことを優先し、前からプレッシャーには来ませんでした。勝負時はもっと後と思ったのかもしれませんが、4点取られても戦意を失わない気持ちの強さは、今後効いてくるかもしれません。

この試合を見られた方は、年に一度しか見られない「平川のゴール」という珍しいものを見られました。以前、アウトサイドはあくまでアシスト役と書きましたが、この場面では平川は周りを使う気持ちはなく点を狙っていて、梅崎があれだけ点に絡めるなら俺もという気持ちは秘かに温めていたかもしれません。

原口も、梅崎の先制点でポストに当てたときは調子はいいけど運はなさそうに思えたのですが、3点目のゴールの場面でGKの肩口をうまく抜いたのはいいシュートだったと思います。キープしようとするとフィジカルで潰されてしまうので、思い切ってシュートを狙った方が本人のためだと思いましたが、五輪代表から落選した悔しさを少しは晴らせるシュートだったと思います。
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代表キャプテンの浦和時代(長谷部誠)

2012-07-07 11:56:16 | 浦和レッズ
今でこそ代表で不動の存在になった、代表キャプテンの長谷部誠選手ですが、彼にも下積み時代はありました。長谷部が浦和に入団した2002年、当時はフェイエノールト(オランダ)に移籍した小野伸二の移籍金を使って、次の時代のヒーロー候補を発掘しようとしていた頃です。当然ライバルも多かったのですが、長谷部はU-19日本代表に呼ばれることが多く、なかなかサテライトリーグでは姿を見られませんでした。

初めて長谷部を見たのは2002年のサテライト最終戦、川越での試合でした。当時、FKやCKのキッカーは全て長谷部に任されていて、技術的にはしっかりしていることはわかりましたが、トップに上げて大丈夫な確信は得られませんでした。そんな長谷部を抜擢したのは当時のオフト監督で、トップ下候補だったエジムンドの突然の退団で空いたトップ下に長谷部を入れたのがきっかけでした。

この試合は当時勝てる相手とは思えなかった鹿島とのアウェイ戦で、試合も1-3で負けたのですが、長谷部が永井や田中達也に正確なパスを送り込んでいたことは印象に残っています。これで信頼をつかんだ長谷部は、リハビリ中の山瀬がいない間はトップ下、山瀬が復帰したらボランチと複数のポジションをこなします。

しかし、翌年の浦和は長谷部に試練を与えます。名古屋からユース代表でも活躍した酒井をボランチ候補として獲得したからです。マスコミの予想は鈴木啓太、酒井のダブルボランチというものでしたが、この年から監督がギドになっていて、長谷部の攻撃力を自在に発揮して良くなったのが追い風になりました。長谷部は酒井からポジションを奪い、鈴木啓太、長谷部のダブルボランチは長谷部がドイツに移籍するまで不動のコンビになりました。

ただ、そんな長谷部も代表ということになると、ドイツに移籍してから岡田監督に呼ばれたのがきっかけです。今や代表入りの道は海外となったようで、ザッケローニもたまに欧州行脚をしますが、それは欧州に散らばる代表選手を見るためです。そんな長谷部も代表キャプテンに定着し、代表戦を生で見ると驚くパス回しの速さをものともしない能力を身につけました。

自分のところの選手と思っていた浦和サポにとっては、長谷部はずいぶん遠いところに行ってしまったというのが正直な印象です。いつか戻ってきたら温かく迎えたいですが。
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鳥栖戦プレビュー

2012-07-06 21:17:24 | 浦和レッズ
明日、浦和はホーム埼玉スタジアムでサガン鳥栖と対戦します。サガン鳥栖とは6月にアウェイのベストアメニティスタジアムで対戦していますが、平日のナビスコ杯だったので見た方は少ないと思います。私はたまたまこの時期に会社から1週間の休暇をもらっていたので、鳥栖まで行ってスタンドでこの試合を見ています。

この試合はGGRのダイジェスト映像で見た方は既に忘れていると思います。浦和はナビスコ杯予選突破には残り2試合連勝が条件だったのでベストメンバーを送り込んで1-2と敗れた試合です。ベストメンバーでいつも機能しているはずの戦術で戦っても、相手の特徴をつかみ損ねたら負けるという試合でした。

鳥栖は前から仕掛けるチームです。浦和が最終ラインで回しているときは放置のチームが多いですが、鳥栖はボランチの藤田まで前に来て積極的に取りにきます。最終ラインも鳥栖は2ラインをコンパクトに保ってプレッシングで相手からボールを取ろうとするサッカーです。

この戦術だと、浦和の両アウトサイドを同時に見ることは難しく、どちらかのサイドは空いています。浦和は前半に相手が梅崎に狙いを絞っているのに気付かず、もう少し早く逆サイドの平川を使えればと悔いが残る試合でした。

また、鳥栖というチームは意外な飛び道具があります。それは藤田のロングスローで、ゴール中央付近まで届きます。アフリカの選手のように蹴るのと変わらないほどのスピードではありませんが、対応を誤ると失点します。

マークを離さなければ基本的には大丈夫と思いますが、浜田が豊田に競り負けて実際に失点しているので、浦和がこのロングスローを大丈夫と言っても説得力はありません。あと、鳥栖といえば気持ちで勝負するチームというイメージもあります。

ナビスコ杯予選で広島に大敗しているように、負けるときはあっさり負けるかもしれませんが、先日の札幌戦でロスタイムにヘディングが3つつながって決勝点になっているように、競った試合には強いです。浦和も気持ちで負けないことが必要と思います。
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