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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

肉体改造から一年

2014-04-26 10:55:49 | 雑記
去年のブログを見ていると、ちょうど一年前の今頃に会社のトレーニングルームで筋力トレーニングを始めて肉体改造に着手しました。その改造前の体力の低下は著しく、3kmの散歩が苦しいほどでした。学生時代にオリエンテーリングをやっていて、歩くだけなら10kmも苦にしなかった私にとっては受け入れがたいレベルです。

最初は平日の昼休みの15分のウエイトトレーニングと、休日の散歩でした。ちょうどこの頃、ガラケーアプリの消費カロリー計算機能を見つけたので、1日300kcalを目標に体を動かしていました。まだ、当時の体力では15分間、目一杯は体を動かせず、ストレッチで休憩していましたが、少しずつ持ち上げる重量が上がってきました。

その結果、散歩の距離は次第に延びていき、秋ヶ瀬公園の6kmは十分歩けるようになりました。ただ、まだ走る体力はついておらず、試しに走ると1kmでバテるほどでした。近所の体育館でトレーニングにあたり体力測定をしたら最低値を記録して、筋力も筋持久力も心肺機能もないという、衝撃の結果が出ました。

しかし、思い切ってさいたまシティマラソンの3kmにエントリーしたのがきっかけになりました。3ヶ月で3kmを走れる体力をつける目標ができてから、走れる距離が1kmから少しずつ距離が延びてきました。学生時代には鍛え切れなかった大胸筋や三角筋(肩の裏の筋肉)なども鍛えられ、「人生で一番筋肉がある」と思えるレベルになってきました。

写真はさいたまシティマラソンの会場で、300円で測定してもらった体組成計の結果です。弱かった筋肉は標準レベルまでは回復していた事実が証明できましたが、弱点が体幹部の弱さと体脂肪率の高さという結果は自分のイメージ通りです。

体の姿勢が悪く、歩く姿勢が前かがみなのはその筋肉の弱さが原因です。これを克服しようとして、遠藤保仁選手がやっていた体幹トレーニング(両肘をついて後ろ足を片足ずつ上げる)を真似してみたらできました。最初は5回しかできませんでしたが、今は15回できるようになり、歩く姿勢も良くなっています。これなら、来年はさいたまシティマラソンのハーフに出ようかと、ちょっと強気になっています。
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大井埠頭の森

2014-04-25 22:39:45 | 雑記
毎度恒例昼休みの散歩は、品川シーサイドの近くの京浜運河の橋を越えて向こう側に行ってみました。ちょっと森があるなと思って近づくと、写真のようにちょっとした森がありました。オリエンテーリングをやっていた私は森を見ると落ち着くので、ちょっとしたリフレッシュになりました。
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ノーヒットノーランの記憶

2014-04-25 22:36:17 | 他スポーツ
今日は残業していましたが、頭の中はたまには遊ぶ時間もあって、プロ野球のノーヒットノーランを思い出していました。これはなかなかできない記録ですが、私の記憶に一番鮮明に残っているのは渡辺久信です。達成した1996年より、達成できなかった1988年の東京ドームの日本ハム戦が印象的です。

この記録は当の本人が気づいていないこともよくありますが、当時の渡辺久信は「ヒットはよく打たれるから気付く」と3回くらいからノーヒットに気づいていました。ただ、この当時投げ合った相手が柴田保光だったのが渡辺久信には不運でした。

ちょうど、柴田はこの頃が全盛期で、ちょうどノーヒットノーランを達成したばかりでした。こういう記録がかかっているときは自ら阻止するとの意気込みで、西武打線を無失点に抑えます。ノーヒットノーランは味方が点を取ってくれないと0-0で延長戦に突入してしまいます。

それでも延長10回は渡辺久信は無安打に抑えますが、延長11回に小川にレフト前に打たれて記録は達成できませんでした。延長12回にようやく点が入って渡辺久信は勝ち投手にはなりましたが、この不運は今でも覚えているくらいですから、野球の厳しさを物語るエピソードです。

ノーヒットノーランの絡みでは、元ロッテの下手投げ投手の仁科時成も印象的です。彼は9回2死まで無安打に抑えながら、最後の打者に打たれるという不運を二度も経験しています。渡辺久信とは違って、その後ノーヒットノーランを達成してリベンジすることはできませんでした。

しかし、ノーヒットノーランは確かにスポーツニュースではトップで報道される目立つ記録ですが、単なる1勝といえば1勝です。仁科自身もこのことは理解していて、プロで118勝できたことの方が自身の誇りと振り返っています。

先発投手なら確実に勝ちを計算できるようになることが大事で、ノーヒットノーランを達成して燃え尽きるのはあまりにもつまらないです。そんなことを、ちょっと考えていました。
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狂喜乱舞のオウンゴール(2005年日本対バーレーン)

2014-04-24 18:35:32 | ワールドサッカー
今日はネタがないので、ベテランサポの昔話で2005年のドイツW杯最終予選のバーレーン戦です。当時の試合はオウンゴールの1点で日本の1-0の勝利でした。浦和の試合だと、オウンゴールの1-0は素直に喜べないこともありますが、このオウンゴールは当時ゴール裏にいた私は狂喜乱舞した思い出があります。

当時、バーレーンは日の出の勢いがあった中東の新興勢力でした。前回2002年の予選で初めて1次予選を通り、ガルフカップでも優勝したサウジアラビアに次ぐ準優勝と勢いがありました。前回の予選は日本が予選免除で放送されなかったので、この最終予選がバーレーンを初めて見た機会でした。

バーレーンは2003年のアテネ五輪最終予選で、予選通過こそなりませんでしたがアウェイで日本を破っています。当時のメンバーの多くがA代表に入ったバーレーンは史上最強のメンバーでした。当時、日本は第2戦のイランとのアウェイ戦を落としており、このバーレーン戦で敗れるとかなり予選通過は難しくなる試合でした。

バーレーンの映像はその前のアウェイ共和国戦を見ました。サイドからの速いカウンターから長身FWの頭を狙うサッカーでした。しかし、この埼玉スタジアムでは極端な0-0狙いの守備的サッカーでした。カバーリングタイプのアドナンとパワー系のマルズーキを並べたCBは強く、クロスを上げても上げても跳ねかえされる、ジリジリした展開が続きました。

このまま0-0で引き分けたらバーレーンの狙い通りになってしまうので、「頼む、誰でもいいから1点を」とスタンドで願っていました。その願いをかなえてくれたのはバーレーンの司令塔、サルミーンでした。バーレーンのスタジアムで多くのファンがサルミーンのレプリカを着ていた事実から推測すると、現地では尊敬される選手でした。

だいぶ記憶が怪しくなっていますが、確かFKのこぼれ球だったと思います。クリアしようとしたサルミーンが、まさかのオウンゴールで日本が先制して、1-0で日本の勝利に終わりました。日本代表のスタメンはだいぶ記憶が怪しくなっていますが、サルミーンの名前は今でもはっきりと思い出せます。

たぶん、当時の日本は中田英寿と中村俊輔が中心選手だったはずですが、この試合での彼らのプレーは覚えていません。ただ、代表戦は勝てばいいと思ったことは覚えています。ジーコジャパンの評価は高くありませんが、予選を通してくれたのは認めたいです。
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柏戦プレビュー

2014-04-23 22:01:15 | 浦和レッズ
浦和は今週末、アウェイの日立柏サッカー場で柏と対戦します。柏はナビスコ杯予選リーグで敗れた相手で、老将ネルシーニョ監督がよく戦術的に仕掛けてきます。柏はゲームメーカーのレアンドロ・ドミンゲスが負傷がちになっていますが、代わりに出てくるのは実績ある田中順也という選手層を誇ります。

このチームと対戦するときは序盤は様子を見て、相手の出方を確認する必要があります。今でも忘れられないナビスコ杯決勝の敗戦は、柏が5バックで守りを固めたからでした。逆に浦和がミシャサッカーの初対戦で浦和のアウトサイドをマークしにくい特徴をはめて勝ったこともあります。

柏は新外国人選手に、神戸やG大阪で活躍したポストプレーヤーのレアンドロを補強しています。確かに柏はターゲットマンに課題があったので、レアンドロの加入は課題の1トップに適任です。浦和DFはこういうタイプは苦手なので脅威です。FKキッカーのジョルジ・ワグネルは退団していますが、いい外国人を取ってこられるのも柏の長所です。

浦和は前節は1トップ2シャドーが機能しませんでした。ただ、今の浦和はこのポジションの層が薄く、変えるとすれば柏木を一列上げるくらいしか思いつきません。負傷の槙野は、埼玉新聞によれば「微妙」との報道です。浜田の起用も考えられます。浜田に関しては、何度かミスをしたものの粘り強くミシャが起用したので、少しずつ戦力になってきた印象です。前節は西川のミスを、ゴールの中に入ってヘディングでクリアするスーパープレーもありました。

浦和勝利のためには、キーマンは梅崎と予想します。彼は前節の川崎戦で絶好調で、サイドの1対1に勝って起点になることができ、宇賀神のゴールもアシストしています。もし、柏が普通の4バックで来れば、梅崎のところは必然的に空くので、ここを起点に攻撃を組み立てられます。1トップ2シャドーのうち、一人でも好調なら梅崎のアシストでゴールをと、期待しています。

また、売り出し中の若手、関根も楽しみです。まだ90分トップレベルでプレーできる体力はなく、途中出場が有力ですが、瞬間的なスピードと思い切って仕掛ける若者らしいプレーはすばらしく、できるだけ長い時間プレーを見てみたい選手です。
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欧州CL4強の戦い

2014-04-23 08:46:36 | ワールドサッカー
今日はネタがないので、日本時間の今朝未明に行われたばかりの欧州CL準決勝について書きます。カードはAマドリード対チェルシー、Rマドリード対バイエルンです。今朝のAマドリード対チェルシーは0-0の引き分けに終わりました。

欧州の試合は、残念ながら浦和ほどには直前の調子や選手の負傷や出場停止といった試合の背景がわからないので、どうしても一般論で語らざるを得ないのが残念ですが、それでもこの4チームは最低1回は今季のチームを映像で確認しているので、イメージは持っています。

Aマドリードはミラン戦で見た限りでは、高い位置からプレスを掛けてショートカウンターを狙うチームです。トルコ代表トゥラン、スペイン代表コケの両MFから早いタイミングで、エースのジエゴ・コスタに合わせます。ジエゴ・コスタが負傷したという情報がありましたが、今日の試合はフル出場していました。来季はマンU移籍が噂される、移籍市場の注目選手です。

これに対し、チェルシーはモウリーニョらしい堅守速攻のチームです。今日の試合の1トップはスピード型のフェルナンド・トーレスで、あくまで想像ですがAマドリードのプレスをうまく外して速攻を目論んでいたと思います。

もう一方のカードは現時点での欧州最強対決です。Rマドリードはシャルケ戦を見ましたが、モウリーニョ時代のカラーは一掃していて、3トップのCロナウド、ベンゼマ、ベイルが縦に仕掛ける攻撃サッカーのチームです。トットナムでトップ下だったベイルにウイングの適性があったのは意外でしたが、ちょっとでも隙があればどんどんスルーパスが出てくる展開は楽しめると思います。

4-3-3のRマドリードの中盤3枚のうち、アンカータイプはシャビ・アロンソだけで、トップ下タイプのモドリッチ、ウイングタイプのディマリアがサイドのMFという前がかりのチームで、バイエルンに得意なボールキープをされたらおそらく持ちこたえられません。

バイエルンは4-1-4-1で、サイドのウイングのロッベン、リベリーのところがストロングポイントです。ボール支配率が圧倒的に高い展開で勝ち進んできましたが、このRマドリードはそのサッカーが通用しない可能性がある、今季初めての相手です。

明日未明に録画放送があるので、この映像を見たらブログにアップしますので、楽しみにしてください。
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現在の西武ライオンズ

2014-04-22 21:40:52 | 他スポーツ
現在、西武ライオンズは開幕から低迷して最下位です。まだ始まったばかりで、これから勝ち進む可能性はあると思いますが、今の西武は打てません。四番を予定していたおかわり君が二軍スタート、五番予定の坂田が長期離脱で、今は四番の浅村以外はクリーンアップを固定できません。

特に深刻なのは五番の人材難です。秋山が打撃不振で脇谷、ランサム、大崎が入れ替わりで入っていますが、残念ながら今の西武は浅村を敬遠で歩かされると点にならないことが多いです。ランサムはメジャー在籍12年で期待していましたが、メジャーでの通算打率は2割1分で、どちらかといえば守備要員です。

その中で明るい要素は脇谷と木村の活躍です。脇谷は内野ならどこでも守れる順応性が高く、主に三塁ながらおかわり君の代役で一塁に入ることもあります。土曜日のオリックス戦では決勝タイムリーの活躍でした。

木村はかつてのドラフト1位ですが、投手としては開花せず、野手に転向して3年目です。私が見に行った試合では一塁を守れないことが発覚してしまいましたが、右翼としては肩の強さと守備範囲の広さで機能しています。オープン戦で3割をマークしてプロ7年目で初めての開幕一軍ですが、ここまで4本塁打と打撃もまずまずです。

投手は今季は十亀が中継ぎに回り、ウィリアムス、ボウデン、高橋と久しぶりにブルペンが整備されたと感じていましたが、彼らをなかなかリードした展開で起用できずに負け試合で起用して打たれる最悪のシナリオです。そのため、なかなかセーブのつく展開がありません。

それでも、先発ローテーションの岸、菊池、レイノルズ、牧田、野上、岡本洋の6人はまずまずの安定感で、早いイニングで敗色濃厚になる試合はそれほど多くありません。このまま最下位では終わらないと、ファンらしく信じたいと思います。
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諦めなければ(盛田剛平)

2014-04-22 18:19:20 | 他チーム
先日、浦和戦の埼玉スタジアムから帰ってきたら、テレビで甲府対名古屋を放送していました。その試合で、甲府の盛田剛平選手が久しぶりにFWに入っているのを見ました。盛田は1976年生まれの37歳というベテランで、浦和時代を見る限りではここまで長くプレーできる選手には思えませんでした。

盛田は1999年、大学No.1FWの期待を受けて浦和入りした長身のポストプレーヤーでした。入団会見では「利き足は頭」と発言して、ヘディング一本で点を取るつもりで入団してきました。しかし、浦和時代のプレーを見る限りでは、ケネディのような圧倒的な強さはなく、原監督からもフィジカルの弱さを指摘されていました。

この1999年にノーゴールで終わった盛田はJ2降格の戦犯扱いをされ、サポーターの支持を失います。その後はC大阪、大宮と移籍しますが結果を出せず、広島ではCBにコンバートされます。現役続行のために受け入れたこのコンバートが、彼の選手生命を延ばしました。

盛田はラーメンが好物で、引退後のキャリアを支援するための職業訓練(インターンシップ)にラーメン屋を選んだほどです。そこで真面目に働いたらしく、店長に認められて秘伝のスープを作るところを見せてもらったエピソードがあります。引退後は本当にラーメン屋をやるかもしれません。

広島での盛田は、3バックのストッパーとして活躍します。完全なレギュラーとはいかなくても、常に試合に出られるコンディションを維持して、2008年の天皇杯決勝のピッチにも立っています。高さだけでなく、足元の技術も意外としっかりしていて、ミシャサッカーで要求されるストッパーの攻撃参加もこなしていました。

広島を戦力外になった彼は当時J2の甲府に移籍します。当時、甲府がダニエルを名古屋に引き抜かれたので代役が必要だったからですが、ほぼ全試合ベンチ入りできた彼のプロ意識も甲府に入れた理由でしょう。

甲府という土地には興味があると、新天地に意欲的だった盛田ですが、まさかFWに戻ったのは驚きでした。得点を量産することは期待されていないと思いますが、残り少ない彼のサッカー人生がいいものになるよう期待しています。
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元祖怪物くん(江川卓)

2014-04-21 18:51:46 | 他スポーツ
私の少年時代、巨人のエースといえば江川卓選手でした。空白の一日や小林繁投手とのトレード扱いで巨人入りした「江川事件」の頃は小学校低学年だったので覚えておらず、巨人といえば江川のイメージでした。当時の巨人に対する注目度は現在では想像できないほど高く、江川もよく100球前後で交代するので「100球肩」というありがたくない異名があったほどです。

リアルタイムで知っている「怪物くん」は松坂大輔ですが、栃木県の作新学院在学中の江川も同じくらいの注目度だったようです。テレビ番組で、夏の甲子園の3回戦の銚子商業戦(昭和48年)が特集になって放送されたほどです。もちろんリアルタイムでは知らない試合ですが、当時の銚子商業のナインのインタビューは興味深いものでした。

当時の江川に勝つためには1-0しかないと、銚子商業は接戦に持ち込む作戦でした。作新学院は松坂大輔の横浜高校に比べると打線が弱く、銚子商業エースの土屋の前にゼロ行進が続き延長戦になります。延長11回の裏、雨でぬかるんだグラウンドに足を取られた江川が制球を乱し、四球で走者を出します。

ここで銚子商業が江川対策に練っていたバント作戦が披露されます。サヨナラスクイズで決勝点を入れた銚子商業は歴史的な金星を挙げました。当時の銚子商業ナインへのインタビューの映像を見ると、彼らの多くは高校、大学や社会人で監督やコーチをやっていました。

努力して甲子園に行けるくらいの力を付ければ、ずっと野球に関わって生きていくことはできる実例で、それだけ日本の野球の裾野は広いと、この番組では感じることができました。

江川は巨人のエースにはなれましたが、32歳という早い引退で通算勝利は130勝ほどです。彼は高卒の時点で既に完成した投手だったので、もし法大、アメリカ留学という回り道をしていなければ200勝も狙えたと思います。今思い出しても惜しまれる才能です。
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川崎F戦マニアック分析

2014-04-21 18:08:44 | 浦和レッズ
久しぶりの生観戦なので、恒例のマニアック分析も復活です。川崎は4バックで、最終ラインをスライドしながら守るやり方でした。浦和相手には5バックにして数的同数を保つチームが多いですが、川崎の風間監督はあえて浦和のストロングポイントのアウトサイドを放置して、真ん中の1トップ2シャドーを消せばいいという作戦でした。

この試合では、浦和の1トップ2シャドーは川崎の意図通り消されてしまいました。原口のドリブルは不発、興梠もパスを通せず、李忠成も苦手なロングボールが入る展開に戸惑い気味でした。ただ、放置された右アウトサイドの梅崎が好調でした。

あまりにも梅崎の突破に浦和が頼るので、スタミナ切れを心配するほどで、瞬間的な切れでフリーになるところまでは非常に良かったです。結果的に決勝点が梅崎のクロスから宇賀神だったのはうまく川崎の意図の逆を突き、内容は良くなかったとはいえ、知的ゲームという意味では快勝に見えました。

また、1-0で勝つためには守備の安定が不可欠ですが、正直いえばかなり西川に救ってもらっています。それでも、相手に得意でないプレーをさせようとする守備陣の工夫は見られ、大久保はトップの位置で受け手になれば怖いですが、中盤で持って出し手にすればそれほど怖くないやり方を続けていました。

このような膠着状態で前半を0-0で折り返すと、サポーターの遊びで交代予想をよくします。1トップ2シャドーが機能していないので、交代カードは攻撃的な選手が必要で、矢島、関根、関口の順に切りたいと予想していました。

しかし、ハーフタイムで槙野が負傷して浜田と交代し、その後柏木と青木が交代したのはミシャも誤算だったと思います。攻撃的なカードが最後の一枚ということになると、アクシデントが怖いのでどうしても試合の終盤にしか切れません。

ベンチの選手に頼らないで勝つのは難しいと思っていたところで宇賀神のゴールが出たので、機能していなかった1トップ2シャドーも守備で頑張ることで役割を果たしました。川崎も攻撃的な交代カードが金久保一枚でしたし、ベンチワークで流れを変えにくかったのも浦和勝利の要因です。

個人的には、私の生観戦の試合のレッズの勝率が良くないので、家族に私の風邪を期待されてしまうので、そうならなくて良かったです。
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