さて、こんな感じで寛ぎながら午後4時の結果を聞きに行ったら、
「貴方達、ラッキーだわよ! キャンセルが出たから あと10分後に出発よ!!」
この言葉に「ぎょエ~~っ」となって、
「そんな?? 出発は5時過ぎでは???」と言っても、
「4時に来なさいって言ったでしょ? さぁ、行くの?行かないの?
行くんなら56ユーロ払って、ここにサインして、急いでよっ!」
というわけで、私たち夫婦は慌ててホテルへ戻り、10分で着替えて
夫のリュックに防寒用ダウンの上着だけ放り込み、私は空身で噴火観察ツアーへ出発したのです。
真ん中の強持て(?)のお兄さんが、私たち30人のNon Italian グループのリーダーです。
つまりイタリア語ではなく、英語で説明してくれるのですが、こちとら、ヒアリングは大の苦手。
彼のジョークに皆が笑っているときが一番つらい時です。
でも、道はつい2時間ほど前に歩いたばかりの軽い登山道で、
港には昨日乗ってきた便と同じ双胴船が見えるし、
快適な山登りではありました。