
第1巻P.241 「今、自分にとって必要なモノ」をはっきりさせる
(中略)ここにモノがあるという事実。それは過去に、
他人ではなく、ほかならぬ自分自身が選択した結果、
そこにモノが存在しているのです。
危険なのは、それらを見て見ぬふりをしたり、
自分の選択を否定するかのように乱暴に捨ててしまったりすること。
だから私は、モノを無意味にため込むことも、
「とにかく何も考えずに捨てる」という考えにも反対。
一つひとつのモノに向き合って、
そこで出てきた感情を味わって初めて、
モノとの関係が消化できると考えています。
今持っているモノたちに対し、私たちの選べる道は三つあります。
今向き合うか、いつか向き合うか、死ぬまで向き合わないか。
この若さで、これだけのことを、万人に判りやすく書いてくれるなんて、
著者は本当にすごい人だと思います。