
P.212 間違いだらけのダイエット法
ダイエットは睡眠の見直しから入る。
最近の研究では肥満の根本的な原因は寝不足だとわかってきました。
カロリーコントロールで短期的には痩せられるかもしれませんが、
根不足を解消しない限り、長期的には痩せられないのです。
その秘密は食欲を左右するホルモンにあります。
P.213 食欲に関わる重要なホルモン:グレリンとレプチン
グレリン:消化管から分泌されるホルモンで、食欲を増進させる働きがある。
レプチン:脂肪細胞から分泌されるホルモンで、食欲を抑える働きがある。
痩せるためにはグレリンの分泌を抑え、レプチンの分泌を促すべき。
が、寝不足になると逆にグレリンが増えて、レプチンが減ってきます。
すると食欲が抑えられなくなるので、ダイエットに失敗してリバウンドする。
睡眠時間が減るとそれだけ日中の活動時間が増えますから、
身体は、
「活動のエネルギー源を賄うためにもっと食べないといけない」と思うのでしょう。