
CanadaのBritish Columbia University・エリザベス・ダン博士の調査(2008年)では
P.210 どのくらいの収入があるかにかかわらず、
他の人のためにお金を使う人々は自身の幸福度を高く評価していた。
(中略)2歳未満の幼児が参加した実験では、
幼児はお菓子をもらうことより、与えることの方に喜びを感じることが判明。
さらに、単にお菓子を与えるより、自分の持ち物を分けるときの方が、
喜びが高いことが明らかになりました。
こうした調査や実験から推察されるのは、おそらく遺伝子のレベルで、
他人の利益になる行動を促す利他的な行動が
人間にはプリセットされているのではないかということです。