著者・清水氏の説で「?」と思う点があります。
P.34~35 「ヨガやピラティスは股関節を悪くする!?」
今、若い女性の間で、ヨガやピラティス、バレエなどが流行して
いるようですが、
そもそも股関節が開いてしまっている人にはあまり向きません。
そうかなぁ???
上記3種の洋式ボディワークは、
股関節(骨盤)を小さく締め上げる効果が絶大な体操だと思うのですが……
ただし、正しいやり方を会得するのは非常に難しく、
これらを自己流でやると、確かに恰好が悪くなります。
なので、著者の意見は、ある意味で正しいのですが、
本来の意味では違うと思うのです。
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もう一つ、疑問点
P.38 あお向けで寝るのはマチガイ ???
著者の主張は、
仰向けに寝ると、自然に爪先が左右に開いてしまい、
無意識のうちに股関節が開いてしまう
私の経験では、
仰向けに寝て、バレエでいう一番のポジションで爪先を開き、
身体はアンデュオール(=外に開く)にして、
全てのお肉を身体の下側に押し込んで寝ると、股関節は締まります。
一晩中これを意識して筋肉を使いまくるのではなく、
寝る前の自力整体を行って、その後、アンデュオールにして、
肋骨の上に錘を置き、呼吸法を行ってから眠るのです。
寝る前の儀式・・・という感じですが、
ぐっすり眠れると思います。