
食べ方の種類だけでも、本当に色々ですね。
ご自分は、どのグループに居るのか、考えるのはちょっと嫌かも?
そこで、鶴見医師の論点に戻ります。
結論は、
玄米は素晴らしい食べ物だけれど、調理法を誤ると、早死にの元!
例えば、玄米食を薦めていた(かのような著作がある?)宮沢賢治とか、
マクロビオティックの創始者・桜沢如一、
マクロビの実践者で極端な菜食主義(ビーガン)ですい臓がんでなくなったSteve Jobs。
著書の脇に記されている「不健康そうに見える人々」・・・・
この説が正しいのかどうか、私には分かりません。
だって、穀物菜食・料理教室の先生方は健康そうに見えたし、
生徒さん達も、とても健康そうに見えていましたから。
でも、「ごぼう顔」に代表される<真っ黒け>の実践者もたくさん見ました。
彼女達が、もともとガン体質だったから、極端な食事法に行きついたのか?
「考え方が頑な」だったから心身の巡りが滞ってしまったのか?
(料理教室では、この「精神論」が頻繁に出てきて、食事より重要でした。)
鶴見医師は、玄米食実践者で不健康に見える人が多い理由をあげ、
その解決法を示してくれています。
で、その調理法の基本は、
①玄米は17時間以上、浸水してから炊かねば、いけない。
理由は、<玄米は種子>故、酵素阻害剤のアブシシン酸が含まれているから。
②ミネラルを吸着し排出する「フィチン酸」が含まれている。
これも長時間浸水で解決される。
③圧力鍋で炊くと糖化物質の「アクリルアミド」が出るので、
土鍋とか、120℃以上の高温にならないタイプの圧力鍋を使うと良い。
ま、エビデンスはありませんので、
私は「面白い理論! おいしそー!」と思った食べ方には、素直に反応し、
しばらく実践し、結果を見ます。