5/22(日)に、私が率いるミュージカル研究会の公演を行いました。
チラシは5/18にこのブログで紹介しました。そして上の2枚の説明は
当日配布の両面印刷プログラムです。
メンバー14人の年齢構成は84歳が二人、80歳が二人、52歳が二人、
34歳が一人、他は団塊世代です。若い頃から音楽に造詣が深かった人や
バレエ教室の先生などもいますが、殆どが素人・初心者の寄せ集めです。
これで困るのは、音楽やダンスへの情熱・温度差があることです。
映画の世界なら、「バラバラだったメンバーの心が徐々に解け合い、
ひどかったハーモニーや踊りがどんどん上手くなり、コンテストで優勝」
などという結末に至るのですが、現実は厳しいです。
「背中が丸いですよ~。それじゃ、出る声も出ませんよ~~。」と
先生が言われても、「え? それって誰のことかしら?」という感じで、
自分のことだなどとは、想像もつかないのです。
今は体操教室で姿勢の指導をしている私だって、80歳を超えたら
どうなっていることやら? なので、厳しいことは言えません。
むしろ、高齢者はプライドだけは高くなっていくので、若輩の私が
言うと却って反発されたりするのです。
ここはもう、腹をくくって、自ら選んだ十字架を背負う(?)の心境。
どうやったら、この難局を乗り越えていけるのか?のチャレンジです。
そして、意外にも大した失敗もなく、怪我人も出ず、
観客の皆さんからは「物凄く楽しかった!」の拍手喝采を受け、
じゃあ、次の作品も頑張らなくちゃ!と、すぐ心変わりする私です。
多分、これからもこれの繰り返しで、それが老化防止になって
いくのでしょう。
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