
P.140~ なぜ「満足感」が健康長寿のカギなのか
P.141 要注意! 満足感にも「悪いタイプ」がある
P.142 慢性炎症を進めてしまう「快楽型の満足感」
「食べたいだけ食べる」「買いたいだけ買う」
「性欲におぼれる」「お手軽な娯楽で満足する」
P.145 慢性炎症を抑える「生きがい型の満足感」
「社会のために働く」「家族を大切にする」「ボランティア活動」
「アートなどの創作活動」
P.148 生きがい型の行為をしていたとしても、それで満足感を得ていない人は、
CTRA遺伝子(満足感と慢性炎症との関りを示す遺伝子)の状態は良くない。
「人類は社会的な集団生活を行い、生き延びてきました。
つまり、人間の脳や神経は、社会とつながり、助け合うように
生物学的にプログラムされていると考えられる。」(コール教授)
P.183 「自分が自分のボスであること」
上記は、著者の小笠原卓哉氏の気持ちをとらえた、あるセンテナリアンの言葉。
確かに、人の命令で動くだけの生活は面白くないし、生き甲斐も感じにくいです。
が、人生のある時期、大きな職場または組織で働き、社会人としての常識を学ぶことは
悪くないと思います。
その経験があるからこそ、自由の有難さが分かります。
そして、自由の危うさもあります。
それは誰も正面切って「それは変よ」と忠告してくれないこと。
自由を標榜し過ぎて、陰で失笑をかわないよう、自戒しています。
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