
パンは常食しないものの、嗜好品として(Home bakeryで焼いて)常備しています。
フツーに買えば1000円近い<大量ナッツ入り>の<甘くないシュトーレン>のようなパンです。
で、あまり手間暇をかけたくないのですが、出来ればヘルシーにしたいので、
この手の本はたまに読みます。
P.71 エンマー小麦とは?
品種改良をされていない、昔ながらの小麦
だそうで、パティシエのアレックスという人が、
それを入手してから、その良さを生かしながら、フツーの人に受け入れてもらえるよう、
工夫して焼き上げる(または付け合わせを工夫する)様子が書かれています。
最近、勝間和代さんが「100%全粒粉で焼いた天然酵母パンが美味しい」と紹介されていたので、
作ってみたいとは思いますが、
この本を読んでも分かる通り、全粒粉の味は、
獲れる季節、土地、その年の気候などで大きく変わるそうなので、
素人の私には手に負えそうにありません。
トドメを刺す文章は、
P.85 小麦が香るのは胚芽に含まれる天然油のおかげだが、この油は保存期間が短い。
それも著しく短く、香りが発散された途端に消え始める。
つまり穀物としての香りを保つためには、
新鮮な小麦粉を使わなければならないのだ。そして栄養素も同じで、
製粉からわずか24時間以内に半分近くが失われる。
(中略)本当の意味での全粒小麦粉を確保するためには、
自分で粉に挽くしかない。
うぅ~む、、、です。
ここまでのエネルギーは、今の私にはないなぁ、と思います。
でも、ご飯は既に「玄米で買って、自分で精米する」という人が増えているし、
コーヒーにしても、「豆で買って、ミルで挽く」時代だし、コンビニでさえ、その方向です。
取り敢えず、知っていて損はない情報でした。
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