私はリタイア後、公民館でのバレエ教室に入会し、
そのバレエの先生や他の地域の仲間とミュージカル研究会を
立ち上げたのは11年前(2011年)です。
その後、近所に住むミュージカル仲間4人が週に1回、
夕食後に集まって夢を語り、色々なミュージカルの
チャレンジに繋げていました。
最年長は私より10歳上のお姉さま。団塊世代の二人に、6歳下の
バレエ教師の4人は、それぞれの個性で奔放に話し合い、笑い転げ、
クリームソーダや揚げたてのお菓子を楽しんだものでした。
自分たちは「まるで若草物語(1949年マーヴィン・ルロイ監督)の
4姉妹」気取りで悦にいっていましたが、口の悪い友人たちは、
「え? 枯草物語じゃないの?」など・・・・・。
何かと忙しくなり、この会が消滅して数年経ちました。
そして最近、別ジャンルのメンバーで4人の熟女がお喋りを楽しむ
ようになりました。最近頻出の「ラジオ体操・高齢子供会」で、
お宿は<囲碁の先生&ポーセレンの先生>のマンションの一室。
マンションの3階なのに、芝生の素敵なお庭があり、鳥のさえずりと
鬱蒼とした木々に囲まれ、街の静けさが、まるで別荘地にいるみたいな
不思議な空間です。
ここでお皿に下絵を写したり、ペンで輪郭を描き、細い筆で顔料絵具を
塗ったりする作業を行い、必要に応じて先生が焼いてくださるのです。
使い慣れないペンで細密な下絵をなぞるのは大変ですが、それぞれの
身の上話(夫の看取りとか、孫との関わり方、健康情報など)が楽しく、
勉強になることばかりです。
70代半ばになって、こんなに素敵な友人がたくさんできるなんて、
まるで奇跡みたいです。もちろん、素敵な人は巷に山のように居ますが、
「4時間以上、何かに打ち込みながら、お喋りをする」というのが
希少価値なのでしょう。大事にしたい空間です。
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