あ~ら大変!
またまた新説登場?
私が大好きなジャンルの健康ノンフィクションです。
読んでみての感想は、
①生野菜摂取を危険視するものではない。
②野菜を大量に効率的に摂る方法は「野菜スープ」である。
③理由は、
p.25 野菜の抗酸化物質を効率よく摂るには?
野菜の細胞を包んでいる細胞膜を壊さないと、
細胞壁の内側に含まれている抗酸化物質を
腸でごく僅かしか吸収できない。
多くは排出されてしまう。
生の野菜を5分ほども加熱すると、細胞壁をつくる
セルロースなどが壊れ、細胞の中から抗酸化物質が
溶け出てくる。
だから、生で野菜を摂る場合よりも
抗酸化力は10~100倍にもなるそうです。
著者からのメッセージその2は、
④野菜スープとして大量に摂取するならば、無農薬野菜を!
いや、大量でなくたって、無農薬の方が良いに決まっています。
花粉症を始めとするアレルギーの多くは科学物質・農薬が
原因だといわれていますから。
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世の中は「野菜を山のように食べよう!」の大合唱の時代。
うちの息子たちも一所懸命、食べている様子。
とくに生野菜を欠かさないように・・・・・
かく言う私自身も、大量の煮野菜と生もそこそこ食べています。
朝は具だくさんの野菜スープ。+発酵小豆パフェを少し。
昼は卵かけオートミール+大根のピリ辛漬けとか小松菜ナムルなど
オートミールがねっとりしているので、サッパリ系の
生野菜とかキムチを合わせると美味しいのです。
夕食メインは厚揚げとか豆腐に卵をからませた料理。
東城先生の料理教室では「絶対ご法度」だった「あげ玉」を
かけることも。(だって美味しいので・・・・・)(-_-;)
同じ理由で市販のフライドオニオンやふりかけるチーズも。
将来子供を産むであろう孫娘たちには薦めたくない食材。
私も花粉症やなんらかの不調が起こってきたら止めるかも。
小麦粉製品は殆ど排除。(自分で打つ蕎麦に2割介入)
オートミールも小麦じゃん!という声も聴こえますが、
美味しいし、体調が良いので楽しんでいます。
You are what you eat.
水俣のように、自然の恵みの美味しい魚を食べていて
酷い目にあうこともあり、絶対安心の食生活はあり得ません。
とにかく最低限の食料情報には眼を光らせ、
緩慢的な毒物の氾濫を防がねば、
不幸で不快なアレルギーに苦しむ若者が増える一方です。
というわけで、食生活に大きな警鐘を鳴らしてくれる
本著をブログ読者の皆さんも、是非ご一読くださいね。