こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

赤城山のレンゲツツジの花が美しい時季、2015年6月

2015-06-05 | 赤城山

赤城山ではレンゲツツジの花が美しい時季となった。昨日は北風が強く吹いたが、それを物ともせずかのように、見晴山や白樺牧場を訪れた人々は華麗なレンゲツツジの花を楽しんでいた。


「見晴山にて(県道4号前橋赤城線沿い)(午前10-11時頃)」

道標の奥に写っている山頂は黒檜山(最高峰、1828 m)である。

 

荒山方向(見晴山の展望台付近にて)。余談ながら、荒山や鍋割山の登山口の一つである姫百合駐車場(県道4号前橋赤城山線沿い)は満車状態であった。レンゲツツジ、ヤマツツジに加えてアズマシャクナゲが荒山などで咲いているからであろう。荒山の右裾奥に写っている山は奥秩父(埼玉県)の山である。

 

 鈴ヶ岳方向にて

 

ツツジの花の帯。ここではヤマツツジも見頃となっていた。帯はレンゲツツジとヤマツツジとの混成(ハブリッド)であろうか。

 

陽光を浴びる花々

 

ダケカンバやシラカンバを背景として

 

「隣接している白樺牧場にて」

往路では駐車場が混んでいたので、この画像は午後3時頃に撮ったものである。緑の生地に紅の模様はこの時季限定版である。

 

白樺牧場で眺めた地蔵岳。強い風で樹木の葉が裏返しなっている。青空は梅雨入り直前となっていることをを全く感じさせないものであった。

 

「小沼周辺にて」

レンゲツツジやヤマツツジの花が美しかった(午後12時頃)。




 

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 この日は、強い北風と乾燥を反映して、赤城山がはっきりと見えた。画像は往路で撮った赤城山である。深田久弥はその著書で「暖かく我々を包容してくれる山のよい代表である。」との(ような)表現を赤城山に与えている(日本百名山、新潮社、1991年)。山内での山頂は、右から黒檜山、駒ヶ岳、鳥居峠、小地蔵岳、長七郎山、地蔵岳(旧中央火口丘)、荒山(非対称形の鋭峰)、そして鍋割山である。

 

当然のことながら、それぞれの山頂(私の場合は長七郎山)では、富士山、筑波山、浅間山、北アルプスなどを含めて広大な展望が登山者を待っていた。

 

撮影: 6月4日午前および午後。