こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

逆光で観る古利の紅葉、崇禅寺(桐生市)にて、2015年12月

2015-12-10 | 紅葉

今年は山での紅葉が早めに始まった。しかし、暖かくなったためであろうか。里での紅葉では、今月になってもまだ葉があまり落ちていない。これからの天候次第では、冬紅葉が見られることになるかもしれない。

さて、地元の古利、崇禅寺(群馬県桐生市川内町)において、境内の紅葉が午後の日差しを浴びていた。逆光で観る紅葉では、その多様な彩りが印象的であった。

山門の周りでの彩り

 

境内にはカエデが多い。

 

逆光で観る紅葉の魅力は、色彩の鮮烈さと暗さとの混合であろうか。

 

 

境内での風情から

紅葉と宝鐸(風鐸)

紅葉そして横葉

 

境内と境外

崇禅寺を囲む山での色付きにも魅かれるものがある。

古利を物語る大木


古利は阿弥陀様の寺として知られている(崇禅寺HPから)。

紅葉と山門を背景とする、古利でのナンテンには存在感がある。

 

崇禅寺は1205年に開創され、1370年に臨済宗の禅寺として開山されたとのことである。

12月上旬14-15時、EOS 6D、EF 100 mm F2.8L(マクロレンズ)、EF 28 mm F2.8(単焦点)


冬紅葉(初冬の季語)

木の先にわずかにかたまって散り残っている紅葉、残る紅葉とも言われる(花の大歳時記、角川書店、1990年)