昨日は久し振りに浅間山を近所の山で遠望することができた。日の入りの時刻に合わせて、近所の低山(250-300 m)に向かった。そして、夕陽に染まりながら、夕焼けハイカーは浅間山の近くに太陽が沈んでいく場面を眺めたのであった。
風で揺れるススキの穂の彼方に浅間山。秋の訪れを感じて。
台風16号は佐渡沖で温帯低気圧に変わったが、当地ではときどき強い風が吹いた。木々の大きなざわめきに不安を感じながらも、ハイカーは80 kmほどの遠方でのサンセットを眺めたいとの衝動を抑えることができなかった。
この日、日中は10月上旬とは思えないほど気温が高かった。しかし、夕刻になると尾根に吹きつけてくる風は肌寒かった。日の入りの頃になると、それまで霞んでいた浅間山(2580 m)が剣ヶ峰とともに浮かび出てきた。
浅間山のシルエットが次第に濃くなった。
ふと見ると、季節外れのヤマツツジの花が夕陽に染まっていた。
夕陽が沈んで。
撮影、10月6日午後5-6時。群馬県桐生市にて。
尾根や山腹には、遊歩道が整備されている。撮影、8月中旬夕刻。