午前中であり、前夜に雨が降ったためであろうか。花の群れの彩りは一段と美しかった。群れの中で、雌しべが長いもの(長花柱花)が部分的に木漏れ日を受けていた。
この花では、花びらの色、形、そして絹地を想わせるような質感が際立っている。花の外まで伸びている雌しべはアクセントとしても印象的である。輪生している花は大きめであるために(3 cm程度)、各々の花びらの一部が互いに重なっている。さらに、太い茎は細い毛で覆われている。
花の色は、木漏れ日の強さに応じて微妙に変化する。
雌しべが短い花(短花柱花)。
逆光で見る短花柱花。
4月30日午前、小平(岩穴)管理地にて(当日の画像を追加、5月17日)