何日振りであろうか。青空のもとで尾根越しに朝日が差してきた。キレンゲショウマやレンゲショウマの花は終わってしまったが、シュウメイギク(秋明菊)が日差しを浴びはじめた。逆光で見る花の姿はあたたかも陽光を集めるパラボラ反射鏡のようであった。
尾根越しからの陽光を浴びて。
透明な空気を通過してきた日差しが、花びらの純白さを強調する。
この花では、雄しべが部分的に花びらに変化している。
きのうきょう、朝夕の気温が半袖では肌寒く感じるほど低くなっている。先月、当地では真夏らしい暑さを数日しか味わうことができなかった。そして、夏の暑さで全国的に知られている街の名(群馬県)もあまりマスコミに登場しなかったようである。まさかと思いたいが、このまま季節は秋に移行するのだろうか。今月の天候が気になる。
ところで、レンゲショウマの花のあとも朝日を受けていた。
*****
9月3日午前7時頃、EOS 6D、EF 100mm F 2.8L、ピクチャースタイル;スタンダード。