花の柔らかい質感をどう写し撮るかは、ミツマタのファンである自分にとってかねてからの命題である(苦笑)。ところで、花は午前中に撮るべしと聞いたことがある。午後になると日差しや風で水分が蒸発して、花びらの潤いが減少する。しかし、この頃はなんだかんだとかと理由を見つけて、早出を億劫にすることが増えてきた。今回は、遠来の友人のお蔭で、早出する動機が得られた(感謝)。そこで、群生地での花をマクロレンズでクローズアップしてみた。
青空を背景にして
雨に濡れた状態が残っている花を見つけて。
乾いているときの質感(27日)
思い切って、花の一部をクローズアップすると。
花(実は萼)は細かい白毛で覆われている。その白毛の上の水滴は雨によるものである。
撮影、3月31日、群馬県桐生市梅田町にて。