南京小桜の花は、雌しべが短い短花柱花型である。
今日も、かねてから育ててきたサクラソウ(ニホンサクラソウ)の園芸種、南京小桜の花が暖かい日差しを浴びている。このものは、約300年前(江戸時代中期)に作出された、現存する最古のサクラソウ園芸種である(国立科学博物館筑波実験植物園、企画展、資料(平成24年))。
花において、白い縁取り(白覆輪)は特徴的であり、印象的である。約300年前(江戸時代中期)に作出された品種にレンズを向けながら、わたくしはその魅力に心を動かされるとともに、今年も活き活きとした花を開いてくれたかとの安堵感を覚えている。
撮影、4月18日朝。