今日、桐生川沿いにおいて、この季節には珍しいほどの透明感に満ちた景色が広がった。そこで、何時ものように、カメラと交換レンズを入れたザックを背負い堤防を歩いた(もちろん、マスクスタイルで)。外出自粛のためであろうか、途中で出逢った人とは軽く会釈をするが、以前のように会話することもなくなった。
上流側(北西方向)では、新緑の山並みが強い日差しを浴びていた。そして、昨日、上流ではかなり雨が降ったようだ。
河川敷きは、昨年の台風19号での豪雨によってかなり荒れたが、次第に緑を取り戻している。山並み(尾根)は、自分にとって浅間山や八ヶ岳連峰などを望む散策コースである。
薄い雲(高層雲)がたなびく(変化を求めている写人の希望を聞き入れてくれたかのように)。
さて、下流側(西南の方向)では、夕方の太陽が眩しかった。そして、太陽とほぼ同じ高度の位置に、虹色の輝きが現れた。
多分、これは「幻日」と呼ばれる大気光学現象であろう。なお、太陽の周りには、薄い日暈(ハロ)が現れている。
数分後に、虹色の輝きは消えた。
しかし、数条の飛行機雲がただよいはじめた。
航跡をながめながら、かつてブルーインパルスが上空で展示飛行を行ったこと思い出した(桐生夏祭りにおいて)。
今回も、帰る途中で花屋に寄って、花が盛りのときを過ぎたラン(デンドロビュウム、コチョウラン)を格安品として入手した。狭い自分の居室がさらに狭くなるのを覚悟してである。
撮影、4月19日午後5時頃、桐生市にて。