毎年のことながら、この花が咲き始めると、夏の到来を強く意識させられる。植物図鑑において、「キレンゲショウマ(黄蓮華升麻、アジサイ科キレンゲショウマ属)は、深山の林内に稀に生える多年草として、紀伊半島、四国、九州に分布している。」と説明されている(山に咲く花、山渓ハンディ図鑑2)。
庭で咲くものは、ある種苗会社から一株の苗を購入し、数年間ほど育てたものである。今年は十株ほどが芽生えて蕾をつけている。
前夜の雨に濡れる蕾(昨朝にて)。
今朝は、一番花が朝日で浮き出る瞬間を待ってみた。周りの葉はヤマアジサイのものである。
尾根(200-300 m)越しに差してくる朝日を浴びて(午前6時頃)。
毎年のことながら、花の形、色、そして質感をどのように撮るかで苦戦する。ともかく、キレンゲショウマの花は魅力に満ちた被写体である。
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ところで、レンゲショウマの蕾も膨らみはじめた。
折角咲いたのであるから、一番花が何日か日差しで輝いてほしい。しかし、今夜も強い雨が降りはじめた。今週の天候も先週と同じく変化が激しい。花はこの雨に耐えられるだろうか。
撮影、7月19日、20日。