今月は3日から5日まで連続して、夜空に輝く月を追ってみました。望(満月)は4日12時45分でしたが、同日での月の出は19時25分(群馬)でした。
当地は三方向を山並みで囲まれていますので、月は発表されている時刻よりも約1時間遅れて山並みから昇ります。4日においては、夕刻から上空が雲で覆われましたので、月が昇るシーンは数分間で幕切れとなりました。
それでも、22時過ぎから何とか明るい状態で、望から10時間ほど過ぎた月を撮ることができました。肉眼ではあまり明るくない朧月に見えましたが。
4日22時40分頃
月が昇りはじめた場面です。直後に、月は厚い雲で隠されてしまいました(20時20分頃)
前日(3日)、望のときよりも17時間ほど前での月です。(19時半頃)
3日は、月が昇るときに、雲が山並みの上に浮かんでいませんでした。19時10分頃
月は静かに昇りました。すり足で登場するシテの如くに。
5日での月です(22時20分頃)
三日間でもっとも赤味を帯びた月が、山並みの上を覆う厚い雲から現れました(21時半頃)
撮影条件: 望遠 200 mm(トリミング)、ホワイトバランスは太陽光に設定。