弥生も中旬になったが、日中での冷たい北風そして朝夕での底冷えに、当方はいささか閉口している。それでも、デンドロビウムのほのかな香りが先週末から居室に漂いはじめた。
今日は、白雲が浮かぶ青空に春の訪れを感じて、デンドロビウムを北風が当たらないベランダに出してみた。
デンドロビウム・ノビルタイプ交配種「清少納言」
このもののツボミ(先月下旬)
「清少納言」とデンドロビウム・ノビルタイプ「ときめき」を組み合わせてみた。構図はいささか雑然としているが。
デンドロビウム・ノビルタイプ交配種「ときめき」
「ときめき」のツボミ(先月下旬)
「ノビルタイプ交配種の魅力はなんといってもその豪華な花姿にある(江尻宗一著、NHKー趣味の園芸「デンドロビウム」)」。
育てているものは豪華とはほど遠い姿になっている。それでも、これから1ヶ月以上、花の彩りと香りを楽しもうと思っている。
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デンロビウム・ノビルタイプ交配種:ヒマラヤ山麓原産の原種ノビルを基本として品種改良が行われてきたグループ。ノビルは春咲きの原種であり、原産地では樹木に着生して生育している。デンドロビウム(Dendrobium)との属名は古代ギリシャ語「dendron(樹木)」と「bios(生活)に由来する(江尻宗一著、NHKー趣味の園芸「デンドロビウム」)」。