庭で、ベニバナトキワマンサク(別名、アカバナトキワマンサク)が花の盛りの時を迎えている。昨年、花付きはあまり良くなかった。しかし、今年は無数の花が開いている。
朝日を浴びると、花と葉がベニバナ種ならではの色彩の世界を創り出す。
各々の花には、細いリボンのような花弁(4枚)がある。
このものでは新葉も暗赤色を帯びているが、その葉は次第に緑色に変化する。
花弁の特異のな形には、どのような進化の過程が隠されているのだろうか。
新葉と枝を覆う細毛が朝日で輝く。
花は枝先に集まるように咲くために、全体が花で覆われているように見える。
約10年前は、高さ30 cm程度であった幼木が、今では高さ3 m程度まで成長している。
青葉の低木は花がすでに終わったゲンカイツツジ(玄海ツツジ)である。
ベニバナトキワマンサク(別名、アカバナトキワマンサク)はトキワマンサクの園芸品種である。なお、トキワマンサクはマンサク科トキワマンサク属に1種のみが知られている常緑樹である(NHK出版、みんなの趣味の園芸HP)。
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撮影、4月12、15日朝。EF 100 mm F2.8L、EF 70-200 mm F4L、EOS 6D、ホワイトバランスは太陽光。
朝日がマンサクを照らし始める時を待って撮ってみました。
コメントありがとうございました。