赤城山の小沼は水面標高が1470 m、周囲約 1kmの旧火口湖である。そして、小沼は長七郎山(左側)、小地蔵岳(左側)、地蔵岳(右側、旧中央火口丘、山頂に電波中継所が設置されている)で囲まれている。
黒檜山(山頂)で見る小沼(6月1日撮影)
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小沼の湖畔には、シロヤシオ(ゴヨウツツジ)、トウゴクミツバツツジ、レンゲツツジ、ヤマツツジ、ドウダンツツジなどが自生している。赤城山では、白樺牧場付近がレンゲツツジの群生地としてよく知られている。しかし、小沼湖畔は、黒檜山の裏側や五輪尾根と同様に、静かな雰囲気のもとで、花を楽しむ場所となっている。ここでの画像は、一昨日(6月6日、17時頃)に撮った。このときの天候は曇り(ときに薄日)であった。
シロヤシオ(ゴヨウツツジ)
このものは水面側に多く生えている。そして、水面からの水蒸気によるためであろうか、花弁には潤いと透明感が感じられる。ツツジには、湖畔にあることの真骨頂が表れている。
トウゴクミツバツツジの花においても、魅力的な色を保たれていた(多分、水蒸気の効果によるものであろう)。
トウゴクミツバツツジ:花期は5月中旬から6月下旬である。低木が多い。花名は関東の山地(標高1000 m以上)に多く自生していることに由来する。
レンゲツツジの蕾や花。
ヤマツツジでは、開花の程度において水面側と山側との間に差があった。後者では花がかなり開いていたが、前者では画像のような株があった。ちなみに、湖面からは幾分寒さを感じるほどの風が吹いてきた。
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終わりに、白樺牧場でのレンゲツツジ(6日17時半頃)。
花の山 長野湯の丸もそろそろですね。
レンゲ祭り近くは観光客が多くなり、ゆっくり高山植物の花を見る事が出来なります。
センの活動時間は日の出ごろ登りだし観光客が多くなる時には車で東部町に降りています。
夜走りが大変に感じあまりしませんが、 湯の丸は夜中に自宅を出ています。
草津天体撮影は 15時ごろ出て仮眠をしながら走ります。
6月9日の草津は朝、3時ごろまで撮影 約30分の仮眠 4時に草津を出て
自宅に6時に着きました。
仮眠をしながらなので、9日夕方まで普通の生活が出来ましたよ。
来週が湯の丸山を予定しています。
コメントをいただきありがとうございます。
赤城山もなかなか面白いですね。今年も、ボランティアの方々によりまして、
笹狩りが行われましたので、これから高山植物などが復活してくるものと
期待しています。
湯の丸山はレンゲツツジで華やかになりますね。
それにしても、センさんの活動状況(時間配分)には感服しています。
その結果として、先日は草津白根山で見事な天の川を
撮影されましたね。
湯の丸山についての記事を楽しみにしています。
なお、今週日曜日、当方は高峰山に行ってきました。