梅の花が八分咲きとのことにて、私達夫婦は再び水戸偕楽園を訪れた。幾種類かの花を撮り終わったので、私達は出口に向かった。
突然、地面がゆっくりと揺れ始めた。次いで、激しく地面は揺れた。周辺の木々も大きく揺れ始めた。
激しい揺れで、私達は平衡感覚が失われたようになった。園内には大勢の人々がいたが、座り込んだり、
ショックのためか倒れた方々もいた。
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偕楽園東門付近にて。土煙があがった。門のそばにある店で、屋根瓦が落下したためであった。
11日15時17分
梅林付近の園内は、一部を除いて被害を受けなかったようであった。
11日15時38分
しかし、JR常磐線側の崖付近の園内通路には、ひび割れが生じていた。
11日15時3分
南門と観桜橋との間にて。観桜橋は、駐車場と園とを結ぶJR常磐線の跨線橋(歩道)だ。
11日15時29分
園周辺の通路では、液状化現象が生じたと思われるような箇所があった。
ここでは、偕楽園であることを示す柱が傾き、水が溢れていた。
11日15時33分
観桜橋エレベーター乗り口付近では、かなりの歪みが生じていた。橋は通行止めとなっていた。
11日15時35分
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観桜橋を通ることができないので、私達は西門から園を出て、県道水戸・岩間線を通り駐車場に向かった。
県道の常磐線跨線橋(偕楽園西側)では、道路と鉄橋との間のジョイント部分で段差が生じていた。
また、道路には、ひびが入っていた。
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東北関東大震災では、お見舞い申し上げます。
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追記
北関東自動車道は通行止めになった。私達は水戸から桐生(群馬県)まで国道50号線を利用して帰宅した。
茨城県内で、不通箇所(迂回)とそれに伴う激しい渋滞があった。
結局、偕楽園駐車場を発ってから約6時間半後、自宅に着いた(距離、約100 km)。
途中、多くの交差点で、停電のために信号機が作動していなかった。
帰路で見た夕焼けの雲
11日17時30分
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大洗に住んでいる義兄夫婦に、電話が一度だけ通じたが、その後は全く電話が通じなかった(14日に携帯電話で連絡ができるようになった)。緊急災害用ショートメールで、山形に住んでいる子供は無事であることを知った。
自宅の食器戸棚の中で約1/3の食器が割れた。市内(桐生)では、屋根瓦のずれ、外壁の落下などの被害があった(震度6弱)。ところで、ガソリンの販売量制限が行われ始めた。
偕楽園は美しい公園で日頃散歩のコースです
12日の休日には梅林 が見頃ではないかと楽しみにしていました
地震後 停電 断水 余震 [E:coldsweats02]散歩するゆとりもなく 散乱した物の片付け 食糧 燃料調達に追われています 偕楽園は 千波湖はどうなっただろうと思っていました
貴重な記録ありがとうございました
少し落ち着いたら行ってみます
まだまだ混乱が続きますが どうぞ御家族お健やかにお過ごしできますように
コメントをいただき、ありがとうございました。
朝、職場に出かける前に、返事を書き始めたとき、突然停電になりました。
計画停電とされていますが、突如停電となるような処置には困惑しています。
梅の花が盛りを迎えている偕楽園が日頃の散歩コースとは、羨ましいことです。残念ながら、同園は当分の間「閉園」となってしまいました(同園のホームページから)。
地震のとき、偕楽園での揺れは激しいものでした。安全な出口を探しながら、記録として撮りましたものをアップロードしました。水戸市内から入園されていた方々からは、「群馬までですか。くれぐれもお気をつけてお帰りを。」と声をかけていただき、水戸の皆さんの暖かい心遣いに感謝しています。
しかし、意外に思ったことがあります。危険のない出口への案内に出会うことがなかったことです。突然のことにて、混乱があったためかと思います。公園の再開にあたっては、危機管理などをお願いしたいと思っています。
停電、断水、食料・燃料調達などにて、ご苦労されていることと思いますが、偕楽園を散歩できる日が早く来ることを祈念いたしまします。
私達も、この美しい公園の雰囲気を今後も味わいたいと思っています。
昨日から物流が良くなり、心の余裕が出てきたところです。
そのような中で、偕楽園や千波湖はどうなったのか気になり、
検索したところ、こつなぎさんのブログにたどり着きました。
梅まつり初日に立ち寄っていただけに、地震後の写真には衝撃を受けました。
閉園になっているため、中には入りませんが、これから様子を見に行こうと思います。
地震の際、私は栃木の佐野にいました。
地震直後に出発したものの、水戸までやはり4時間はかかりました。
その間大きい余震が続き、不安と恐怖でいっぱいになりました。
恐らく、こつなぎさんもそうだったのではないかと思います。
でも、どうかこれに懲りず、偕楽園が復旧しましたらまた足をお運びください。
寒さが厳しいですが、体調崩されませんように。
拙ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
地震被害のお見舞い申し上げます。水戸では物流が改善されたとのこと、安心いたしました。実は、小生の近い親戚が大洗に住んでいます。その親戚から、家が津波の被害は受けなかったが、物流面で苦労していると聞いていました。
偕楽園の被害については、その場に居た者としては驚きました。地震の直前まで、私達は見頃になりつつある梅花の美しさを堪能していました。
お互いに、自宅に帰ることでは苦労しました。私達は、水戸市内は比較的スムーズに走ることができましたが、茨城県から栃木県に至る道路(国道50号)で地震被害による通行止めの箇所があり、大渋滞に巻き込まれました。
私達の住んでいる街では、震度6弱にて伝統ある倉造りの家などが被害を受けました。さらに、計画停電(3時間)がほぼ連日実施されています。
今回のようなことがありましたが、これからも偕楽園の趣に浸りたいと思っています。
では、お体をお大事に。一日も早く復旧されますことを祈念いたします。
漸く物資も流通するようになり、一息ついた18日 偕楽園に行きました
自宅から15分程歩くと千波湖の水戸駅側に着きます そこから千波湖遊歩道を歩き偕楽橋を渡りました 土手の崩落 歩道の隆起等は数多く 橋も継ぎ目が30センチ程ズレて 段差を土嚢で埋めてありました
橋の途中から、南側斜面にブルーシートがかけられ工事しているのが見えました
偕楽園隣の常磐神社に、沢山出ていた屋台もたたまれて 東門は閉じられて閉園の貼り紙がありました 門の前に立っていると 向こうから歩いて来た年配の男の人に 「あっち行くと良くみえるから」と 声を掛けられ 柵添いにいくと梅林から 暖かい風に乗って芳しい梅の香りが漂っています
梅林はほぼ満開[E:shine] いつものイカ焼きや焼きそばの匂いはなくて 清々しい梅の香りでした
偕楽園をあとにして 偕楽橋渡り田鶴鳴梅林は見事に満開で 人もまばらで すっかり梅の香りに包まれ 久しぶりの暖かい日差しを堪能しました 所々家族連れでシートの上で持参のお昼を楽しんでいる姿 地震後はじめて癒やされてゆくのをかんじました 田鶴鳴梅林からまた千波湖に戻り 黒鳥や白鳥 鴨達の無事な姿も確認しました
偕楽園公園は千波湖や歴史館等を含み 市街地の公園としてはセントラルパークに次ぐ世界第二位の広い施設です
これから桜、ツツジ、萩も楽しめます
復旧しましたらまた是非 お越しになってくださいね
今回の災害では、大きなショックを受けています。
さて、偕楽園、千波湖、そして田鶴鳴梅林での様子を詳しくお知らせいただき、ありがとうございました。お知らせの内容から、水戸で盛りを迎えている梅の花の香りの清々しさがこちらまで漂ってくるような気がします。偕楽園での復旧工事が始まったとのことですが、工事の完成を期待しています。
先週、栃木県と群馬県の境において、北関東自動車道が開通しましたので、私が住んでいる場所から水戸へのアクセスが格段に良くなりました。
現在、群馬ではガソリンの購入が困難となっています。しかし、落ち着きましたら、偕楽園などにおいての季節の変化を深く味わいたいと思っています。
今後も、コメント欄で、偕楽園の様子などをお知らせいただきたく思います。よろしくお願いいたします。