先日、上空に薄い雲が浮かんでいたとき、太陽の周りに虹色の輪が現れていることに気付いた。これは光環、光冠、あるいはコロナと呼ばれ、太陽から離れた位置に輪が見えるハロ(日暈)にくらべて、出現頻度が高くない現象である。
光環(コロナ)は、太陽光が高度があまり高くない位置にある高層雲や高積雲を通過するときに回折されるためとして説明されている。これに対して、ハロ(日暈)は高い位置に浮かぶ巻層雲や高積雲によって太陽光が屈折されることによると言われている。
レンズを向けながら、千載一遇のチャンス(ヘリコプターが光環を横切る)を期待してみたが(苦笑)。
10月6日、桐生市にて。
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今日(9日)の景色(雨天、市街地周辺での霧雲)。
数日前に、桐生市の山間側の上空では光環(コロナ)が観察できたのですね。それを機敏に撮影なさっています。
昨日から続く関東地方を覆う雨雲からは想像できない空模様です。昨日から秋の冷たい雨が降り続き、秋の気配が一気に進みました。
今月に入ってから、雲が浮かぶ天候が続いていますので、このような比較的珍しい現象を
見逃さないようにしています。
当地においてもこの二三日は日差しがあまりない状況になりましたが、周囲の山並みは
次第に秋の訪れ感じさせる色を帯びています。
コメントありがとうございました。