九州には大雨特別警報が出されています。一方、当地には最高気温が37℃程度なるとの予報が出されています。今日は、仲間に遅れて花を開いたコチョウラン(白花)をアップします。
夜中に開花しましたので、LED照明のもとで花を撮ってみました。
白花のコチョウランに対して何か変化が乏しいとの思いを持っていました。しかし、この開いた直後の花には、白花ならではの清楚な質感が満ちていると、わたくしは思うようになりました。妻も同様の感想をもちました。ともかく、久し振りにシニア組はゆったりとした気分で、開いたばかりの花をめでました。
そのときまで2週間ほど膨らまなかったツボミが、急に午後8時頃から膨らみ開きはじめました。
白花に先行して開いた花です。
このものは仲間とは離れたところで咲いたものです。花穂の捻れの方向がはっきりとしている個体です。
右ネジの方向を基準にしますと、このものでは花穂が左巻き上がりであり、花軸は右へ捻れています。
撮影、コチョウラン(白花):7月上旬、ネジバナ、6月末。
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「朝の予報の結果は」 ランキング6位ですが、気温(アメダス) > 自分の体温(36.5℃)> 室温(30.2℃、冷房を使用していない状態にて)でした。
気象庁HPから引用
ここでは、ネジの方向(ほとんどのネジは右ネジですが、左ネジもつくられていますので、
右ネジと表記しました)にしたがって、ねじれの方向を記しました。植物でのねじれの方向にては、方向の決め方に二つの意見があるそうです。このことはアサガオのつるの巻き方を左巻きと決めた過去の例に原点があるようです。現在は、アサガオでの巻き方は木ネジ(右ネジ)の巻く方向、右巻きと定義されているとのことです(根平(広島大学)ら、「左と右で」で自然界をきる、三共出版、1995)。当方はこの著書にもとづいて、ねじれの方向を決めてみました。自分が育てているものでは、ほとんどねじれていない個体もありますので、花穂での右ねじれと左ねじれの比は1:1になっていませんが、自生種では両者の比が1:1であるといわれています。余談ながら、ネット検索では「ネジバナには右ねれじと左ねじれがあります」とのような記述を多くヒットしますが、その大部分がねじれの方向の定義に触れていません。つるのねじれにつきましては、4月30日に公開しましました拙記事「フジと新緑の共演」もご覧いただければ幸いです。
コメントありがとうございました。