昨日は、奇跡的とでも言いたくなるほど、快晴の空模様が早朝から深夜まで続いた。ちなみに、今夜は、上空が厚い雲で覆われ月の位置が、雲の切れ間から漏れる明かりで、どうにかかわかる状態になっている。昼間は昨日のように快晴であったにもかかわずである。
ともかく、中秋の名月が近くの尾根から昇る場面に、レンズを向けた。10月1日午後6時半頃から。
「芭蕉葉を柱にかけむ庵(いほ)の月(芭蕉)」。芭蕉様、当方は芭蕉を植えられほどの庭を持っていませんが、近くの低山の助けを借りて(借景)、広葉樹の木立から昇る名月を眺めています(苦笑)。
月は意外に速く昇る。撮り手としては、ゆっくりと眺めていられない場面である。
天空で輝く中秋の名月である(午後9時頃)。
午後7時過ぎ、高感度撮影を試みた。月は尾根か矢印の方向へと昇った。そして、地球に接近している火星も昇り始めた(左側の矢印)。なお、火星は6日に最接近すると予告されている。
絞りf値 2.0 、ISO感度 2000、シャッター速度 1/25秒 (EF 50 mm F1.2L)