先日、上空に薄い雲が浮かんでいたとき、太陽の周りに虹色の輪が現れていることに気付いた。これは光環、光冠、あるいはコロナと呼ばれ、太陽から離れた位置に輪が見えるハロ(日暈)にくらべて、出現頻度が高くない現象である。
光環(コロナ)は、太陽光が高度があまり高くない位置にある高層雲や高積雲を通過するときに回折されるためとして説明されている。これに対して、ハロ(日暈)は高い位置に浮かぶ巻層雲や高積雲によって太陽光が屈折されることによると言われている。
レンズを向けながら、千載一遇のチャンス(ヘリコプターが光環を横切る)を期待してみたが(苦笑)。
10月6日、桐生市にて。
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今日(9日)の景色(雨天、市街地周辺での霧雲)。