WRC史上初、グランドスラム

2005
WRCの中でも好きな、コルス
まだ私が現役で走り始めた頃から、
数多くのドラマ、勝負、悲劇の舞台となったコルシカ島
この島で生まれたナポレオンに通ずるものなのか
今年、S・ローブは母国ラリー3連覇を果した。
が、なかなか勝てなかったラリーだった。
2003年、雨の最終日、トップを快走中まさかのスピン
2004年、フォードが速く、届かなかった
そして2005年、ありそうでなかった、、、
全SSトップタイムのパーフェクトウイン
3日間、12本のSS、341.68km
すべてベストタイムをたたき出した。
それまで、だれも成し得なかった勝利。
カンクネン、サインツ、マキネン、、、
ランチア、フィアット、トヨタ、、、
多くの名ドライバー、名マシン、
シトロエン・クサラとS・ローブ
WRC史上、ただ1人の記録。
それを支えた、母国チーム
母国のラリーでの完全勝利だった。
S・ローブ・・・もともとは体操選手だった
ちょっと変わった道を歩みモータースポーツへ
きっと、F1でも成功していたと思う。
そんなラリーストは稀ではなかろうか。
彼が生まれた時は、私は既にラリーをしていた。
そんなに年齢が離れていても、
彼のことを、カッコイイと思う。
つづく