法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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からすは被害者 その2

2007年08月21日 11時10分29秒 | 日乗

昨日のブログに、勘違いがありました。

福井県でフリーカウンセラー、保護司でご活躍のY・Tさんからの質問で勘違いに気づきました。

「七つの子」の「七つ」は、「七羽の子」か「七歳の子」かについては、金田一春彦さんの『ホンモノの日本語を話していますか?』角川テーマ21をご覧ください。

で、「からすさん」は被害者であることを証明する童謡をもう一つ。

 

冬景色   文部省唱歌  (作詞・作曲不詳)の2番から

烏啼きて木に高く
人は畑に麦をふむ
げに小春日ののどけしや
かえり咲の花も見ゆ

烏は、きちっとルール(大自然のリズム)に従って、木に高くとまっていたんですね。
ところが、人間様が烏の住処の森林を伐採し続けた結果行く場を無くして、道路に置かれたゴミを見つけて道路を徘徊するようになったんです。

 

烏は、追い詰められているのです。

 

この頃、若者の親殺し、家族殺しの事件が頻発しています。
先程のニュースで、祖父をバットで死なせた若者が、秋葉原で万引きで逮捕されたとか。

このような事件の家族が、医師・歯科医師関係の子息であることも気になりますが、
殺人をする若者も、烏と同じように、何かに追い詰められているかと思うと、便利を追求している人間世界の闇の部分が顕在化してきているのかとも考えられます。

 

 

 

写真は、伊豆の親戚から送っていただいたサザエです。
生きた状態で届きました。お刺身でもいただけます。宅急便の充実ですね。

 

 

 

 

 

コメント (2)
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