法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

菅政権 「奇兵隊内閣」スタート

2010年06月08日 23時08分29秒 | 日乗

いよいよ、菅政権がスタートしました。

これまでの「お友達内閣」「友愛内閣」から、「奇兵隊内閣」とのことだ。

個人的にはお遍路さんもにも関心ありますし、明治の群像・松下村塾・高杉晋作も司馬遼太郎ファンとしては「奇兵隊」に関心ありますが、何か内閣の名前・日本国トップの言葉としては少々陳腐な印象を受けていますねー。

ただし、菅政権には、期待したいと思っています。

一つには、煙ったい存在の仙石新官房長官と若い枝野幹事長の登用。
二つには、二世議員がいないことと、自民党経験者がいないこと。
三つには、若いということ。

時代の変わり目を感じるので、実行力で国民にアピールしてもらいたいものです。

一つ注文は、
景気・財政・雇用・年金・福祉・農政・環境問題も重要だがですが、まず一番の政策は教育と。

教育現場がお役所の出先きのような現状になっているのが本当に気になるのです。
①優秀な教員の確保と育成
②硬直・形式化している、文科省をトップにした教育行政の改善

実は、先日、5年生の国語の教科書を見させてもらいました。
イラスト・マンガがちらばったカラフルな教科書。
このような教科書では、日本国民の情緒は育たないと痛感した次第。

 

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教育相談研修会

2010年06月08日 22時56分08秒 | 日乗

本日、○○区教育委員会の教育相談研修会の講師で出かけました。

○○区は、私が若い頃、東京でも一番教育相談が充実した地区でした。
研修会も充実し、長期休暇中はカウンセリングワークショップも活発でした。

残念なことですが、今年度は教育相談研修会もさらに縮小されているようです。

恩師五十嵐正美先生は、「教育相談の学びは、日々の教育活動の裏打ち」と教えらてくれました。
私も、教育相談の学びは、教育活動充実の眼目だと確信しているのですが、現実は本当に寂しくなります。

さて、本日の研修会ですが、30名程の先生方が熱心に参加してくれました。
講師の私としては、一人一人先生方が、「自己をならう」ということに気づいてもらいたかったのですが、なかなか気づいてもらえませんでした。

講師の力量不足を痛感した2時間でした。

 

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「臨床の知とは何か」を読む。

2010年06月08日 22時31分30秒 | 日乗

中村雄二郎著
『臨床の知とは何か』
岩波新書
1992年1月21日 第1刷発行
2009年4月 6日 第26刷発行

を読んでいます。
1992年は、(くりのみ会)発会の前年で、本書のことは耳にしていたように思いますが
18年遅れの読書になります。

カウンセリングの学びを続けている一人としての印象でいえば、そんなに新しい知見とは思いませんが、(臨床の知)としのプレゼンテーションには力強いものを感じています。

本書によりますと、
近代科学が17世紀の〈科学革命〉以後、〈普遍性〉〈論理性〉〈客観性〉といった自説を論証して他人を説得するのに好都合の三つの思想が無視してきた〈現実〉の側面を捉え治す重要な原理が求められる時代を迎えているとのことです。
その原理は、〈固有世界〉〈事物の多様性〉〈身体性をそなえた行為〉とのことです。

この三つの新しい原理は、カウンセリングの原理とそっくりと重なると私は感じています。

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