若い方が、教職を目指し、また、単位だけの取得をめざし、教育実習をすることは大歓迎のことであります。
ただ、数日前に友人から聞いた、教育実習生の実態と指導教官には、本当にがっかりしました。
その教育実習生をSさんとします。
Sさんの教育実習期間は、2週間。
で、Sさんは、管理職の先生に特別の理由を述べないで休暇を申請したそうです。
さらに、決められた日時に、指導案も提出できなかったそうです。
人間、生身ですので、休暇をとる自由はあると思いますが、2週間の実習を全うできないようなら、教師になる資格はないというものです。
さらにがっかりしたことは、管理職がSさんの教育実習の態度に関して大学の指導教官に電話したところ、
「この頃の学生は、Sさんのような子はゴロゴロいます。教職について30歳ぐらいになってから教師の自覚がでてくるのではないでしょうか!しばらく待ちましょう」と。
Sさんにも困りものですが、指導教官にも困惑してしまいます。
私の感覚なら、「大学での指導が行き届かなくて申し訳ありません」の一言だと思うのですが…。
本当に熱心な若者に、教師になってもらいたいものです。