只今、今年度図工専科になったH先生にお会いして帰宅しました。
H先生との出会いは、もと同僚のS先生の紹介です。
S先生は、ある公立小学校主幹をして校内の中心的な先生です。
1年間でしたが、S先生と机を並べました。
教育に対して熱心で子どもを大事にするところが魅力的な先生です。
今晩は、H先生から6年生のコラージュの作品作りの相談でした。
現職の頃の体験をもとに、いろいろ実技を取り入れながらはは話をさせてもらいました。
H先生が、真剣に話をきいてくれるので、ついつられて言葉が多くなりました。
私が話したポイントのいくつかを順不同で列挙しますと…
①コラージュを教えるとき、まず、先生が自分の好きな作品なり作家なりを明確に出来 ること。(コラージュだけでなく、どの教科・どの教材を教えるのにも大事な視点だと考えます)
②素材・材料等の蒐集。(日頃から蒐集することが大事)
③素材・材料等を教師が準備するのも良いが、子どもが制作にあたって自分で捜して持参する態度を大事にしたい。
④表現の仕方は、自由に発展的にさせる。
⑤できるなら、成長段階に応じて技術習得を教えておく。
⑥コラージュは、作品にもなるし下手をするとゴミ箱状態にもなる。児童の鑑賞眼も育てたい。
⑦「重ねる」「ずらす(移動する)」「ふくらませる」「小さくする」「ころがす」「はみだす」etc子どもに理解できる言葉で、教師の参考作品等の紹介をする。
⑧日頃から、参考作品や名作等をたくさん見せる。
実際にやってみながら二人で教材研究をさせてもらいました。
若い熱心なH先生とは、これまでも今コンタクトさせてもらいましたが、これからの成長が本当に楽しみです。