洋画家の中川一政さんの美術館は、故郷の松任と真鶴にある。随分、昔になるが、JR松任駅まえの美術館を訪ねたことがある。真鶴の美術館は近いし、伊豆に帰る途中なので、何度か訪れた。上手い絵だとは思わないが、大好きな作品である。また、書も面白い。親鸞聖人が、「愚禿親鸞」と名乗られたのと同じように、中川一政は己のこと次のように語っている。
われは でくなりつかわれて おどるなり
昔から、好きな言葉である。
この数日、図書館から中川一政の著書を借りてきて楽しんでいる。
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