法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

一法句

2021年11月03日 23時27分00秒 | 日乗

zoom法音道場&くりのみ会(親鸞コース)で、

親鸞さまの『顕浄土真実教行証文類』の読誦、
また、『三帖和讃』をうたっています。

なにせ晩学の輩。
細字の読解に目はショボショボ(笑)、
仏教の基礎的素養もなくのヨチヨチ歩きです。(冷汗)
そのうちに、ヨチヨチからヨタヨタになるのかな?

マア、それはそれとして、
予習復習で、親鸞さま七祖さまの著作は難解ではありますが、
後期高齢者の道楽だと考えれば、ルンルン気分で有り難いことでございます。

学習の仕方は、できるだけ解説書等は使わず、
直(ジカ)に原典の音読中心です。

曇鸞さまの『往生論註』から。

一法句といふはいはく、清浄句なり。
清浄句といふはいはく、真実智慧無為法身なるがゆゑなり。
この三句展転(テンデン)して相入す。

三句・・・一法句、清浄句、真実智慧無為法身のこと。
展転・・・順次に。

*学習会のお仲間は一般の方ですから、「難しい むずかしい」と言います。
 ボクからは、
「音読ならできますでしょう。心にとまった一法句なら拾えるでしょう」と励まします。「一歩 一歩」ですよね、

*ご一緒に、zoomで学び合いませんか!

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『三帖和讃』の出典

2021年11月03日 00時44分39秒 | 日乗

午後、国会図書館に出かけました。

実は、ボクは、本当に晩学で仏教の勉強をはじめました。
特に、親鸞声明に関心をもち、13年程前から東京大谷声明学園に通っています。
特に、『三帖和讃』をうたうことに集中でした。

マアマア、それなりにうたえるようにもなり、
節符の理解もすすみ、
出版されている『三帖和讃』の解説書も読んできたところです。

昨年5月から、新型コロナの流行で、zoomで初心の方々にも和讃を教える程度になりました。

いま、一つの転機の時のよな思いを覚えています。

ご承知のように、
『親鸞和讃』は、産卵さまの時代に流行の今様(イマヨウ)の形式をとりいれています。
ただし、各各の和讃には、【出典】があるのです。

例えば、上記の「龍樹讃」の一首。
この和讃は、龍樹の『智度論』のことばを、道綽禅師が『安楽集』に引かれ、
そして親鸞さまが和讃に制作された次第。

『親鸞和讃』をうたい、解説は読むことをしてきましたが、
親鸞さまが参考にした【原典】を直に見ていないことに気づきました。

で、国会図書館で、
「浄土真宗聖典全書」
「真宗聖教全書」
を閲覧してきたところです。

「浄土真宗聖典全書」は、製本で閲覧できました。
「真宗聖教全書」は、昭和15年出版でデジタル図書でした。
デジタル図書は、読むのが厄介です。

これからのボクの課題ですが、
『三帖和讃』の各各の原典(漢文)を集めていこうと思います。

また、経過をblogで報告させてもらいます。

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