昨晩は、月例のカウンセリング研究会【くりのみ】道元コースでした。
講師は、駒澤大学教授・石井清純先生。
学習内容は、
*『正法眼蔵・現成公案』音読
*坐禅
*楽談タイム
*『正法眼蔵・行持』音読&講義
◆「楽談タイム」
8月の月例会は、石井先生が学術調査でハワイに出かけたため休会でした。
毎月、高崎市からオートバイを飛ばして参加のBさん。
8月は、『現成公案』の疑問の箇所があり。
何冊か、参考文献を読んだそうです。
その時、気づいたことを報告してくれました。
「何冊か読んだのですが、
どの本も、著者が読者に向け“分からせる” “解説する”といった眼差しでの記述が多い.。
反対に、著者自身の“分からなさ” “疑問”等も率直に記述してくれると、
読者とも共感できるのでは・・・」と。
お話しを聞きながら、ボクが思い出したのは、
先師・五十嵐正美先生の言葉。
「一般には、多くの人が、“分かりたい” “理解したい”といった強いが、
大事なことは、自分にとって“”からない”箇所に気づき、
それをどうあたためるかがポイント!」と。
微妙なところですが、
「分かりたい病(ボクの命名)」に気づくことがグループワークの醍醐味かな!
石井清純先生から、
車座で、ハワイの学術調査(各派寺院)の様子をお聞きし&写真を見せていただきました。