明日(11日)のzoom法音道場は、
『歎異抄』音読&談合(語り合い)です。
時間は、10時55分~12時。
内容は、
*1分間 念仏
*『歎異抄・師訓篇』の音読
*『歎異抄 第6章』の解説
*談合(語り合い)
ぜひ、宜しかったら、お遊び下さい。
今晩は、YouTubeで、
多摩大学学長・寺島実郎氏と薬師寺執事長・大谷徹奘師の対談を見ました。
話題の中で、
一般人は、僧侶に対して
*修行を積んで、迷いを滅した人
*何事があろうとも平常心でいられる人
といったイメージを持ちがちですが、
大谷徹奘師は、
「そのようなことはありません。日々の中では迷うこともあります。
ただそのような時、お経の中から解を探します」と。
昔、カウンセリングの勉強を始めた頃、
友田不二男先生が、「カウンセラーもクライエントなり」と
語っていたことを思い出しました。
専門家とは、
自己の内面の「煩悩」を明確化できる人だと思います。
親鸞聖人も、善鸞事件に直面されて大いに悩まれたと推察されます。
そして、80歳代でもなお一層の「本願念仏」を憶念されたのしょう。
対談の最後で、
髙田好胤師の、
「永遠なるものを求めて 永遠に努力する人を 菩薩というふ」
の書を紹介してくれました。
この言葉は、ボクの若い時分に、
毎田周一師の全集からいただいていましたので、
懐かしい気持ちにさせてもらいました。