本日、昼過ぎに東京に戻りました。
伊豆高原を出発したのは、9時。
自宅到着は、13時でした。
所要、4時間。
伊豆、小田原~厚木道路、東名高速道路は順調でしたが、首都高速が事故渋滞で大変でした。
昨晩、伊豆高原の定宿にチェックインする前に、定宿から15分ほど奥に入った「池」の村落に足を延ばしてみました。
見事な日本の里山風景です。(写真)
私が高校の頃、伊豆急行が開通する以前は、伊豆の全体がこのような美しい里山でした。
本当に、伊豆全体が美しいかったです。
この頃は、このような里山もなくなり、伊豆の山々は開拓が進んでしまいました。
日本人は、「真・善・美」を大事にしてきた民族だと思いますが、戦後バブルの時代を頂点として“儲け”第一の経済大国(?)になってしまいました。
本当に残念。
これからも、経済第一で国家経営を押し進めるのなら原発も必要でしょう。
もし、国民の幸せを大事にするのなら、原発は停止するのがよろしいでしょう。
私は、写真にあるような「美しい日本の里山」を大事にしていきたいと思います。
*写真、左遠方の山は、大室山です。
和讃
仏・菩薩、先師・先人の徳をの徳、経典・教義などに対して和語を用いてほめたたえる讃歌。声明の曲種のひとつ。
サンスクリット語を用いてはめたたえる「梵讃」、漢語を用いてほめたたえる「漢讃」に対する。
七・五調の形式の句を連ねて作られたものが多く、これに創作当時流行していた旋律を付して朗唱する。(wikipedia)
私は、この数年、親鸞聖人の浄土和讃の勉強に出かけている。
なかなか面白い。
いろいろの考え方があるのだろうが、
現代の日本人が、
仏教の教えに自然と頭がさがるような
学びをする。
そんな時代の到来を
予感させてくれる。
親鸞『正像末和讃』の最後に、次のような和讃がある。
よしあしの文字をもしらぬひとはみな
まことのこころなりけるを
善悪の字しりがおは
おおそらごとのかたちなり
福島第一原発事故がおこってすぐにtvに出て、
「安全・安心」を解説していた学者の先生方のことが思い出されます。
このようなブログを書いている私自身も、
「善悪の字しりがお」の輩かな!