法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
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主宰者の《日乗》

10月の、くりのみ会「教育とカウンセリングコース」終了

2012年10月13日 22時28分43秒 | 日乗

本日午前、くりのみ会「教育とカウンセリングコース」が終了しました。

本日は、いつも参加していただく常連さんが勤務先の学校の運動会でお休みで、
総勢6名(男性2名 女性4名)でした。
新しい、お仲間もお迎えしました。

いつものように、
『正法眼蔵随聞記』の音読の後、“井戸端”に進みました。

“井戸端”は、参加者一人一人が、「素直に自己を語り 素直に他己を聞く」時間です。

本日の初参加のGさんが、ご自身の子どもの頃の体験、ご主人との出会い、二人のお子さんとの関係、癌で亡くなられたご主人のターミナルケアーのことを語ってくれました。

唯々、頭がさがるお話でした。

また、O先生から、いじめをうけていると訴える女児の両親との面談の様子を聞かせてもらいました。
O先生の、真摯な取り組みで、両親との信頼関係も確認され、女児のサポートができる体制が整ったとのこと。

子どもの教育は、担任と保護者との信頼関係が大事であることが明確になった事例でした。

次回 11月の勉強会は、11月11日(日曜日)になります。

 

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「他力本願」五木寛之さんの言葉

2012年10月12日 22時39分52秒 | 日乗

昨日のブログで、里村専精師の「浄土真宗にようこそ」を紹介させてもらった。

偶然であるが、11日発行の日刊ゲンダイ誌の五木寛之さんの「流されゆく日々」連載9052回で、次のような文章に出遭った。

他力本願という言葉は、いまでは人頼みで自分では何もしない態度をさす場合が多い。
新聞や雑誌で、そういう使い方をされる度に、真宗教団側では眉をひそめるのだが、それは仕方があるまい。言葉というものは、生きものなのだ。時代とともに変化し、時に誤用が常識になってしまう場合がある。
もともとは仏の本来の願い(すべての衆生をもれなく救う)を信じて、一心にまかせる姿勢をいう言葉なのだろうが、いつのまにか「あなたまかせ」の自主性のない態度を「他力本願」と表現されるようになった。

確かに、「他力本願」という言葉は、本来の意味が失われている。

身近にある広辞苑でも、次のようにある。

他力…他人の助力。仏・菩薩の加護の力を指す。浄土門において阿弥陀の本願力により往生           することをいう。

他力本願…阿弥陀の本願。また、衆生がそれに頼って成仏を願うこと。転じて、もっぱら他人の                力をあてにすること。

一般には、「他力」「他力本願」を「他人の力をあてにすること」として使っているようです。

ぜひ、昨日更新の里村専精師の言葉を読み深めていただき、「他力」「他力本願」を正しく身のうちにおさめてもらいたいものです。

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里村専精師 浄土真宗にようこそ(001)

2012年10月11日 23時53分46秒 | 里村専精師の言葉

毎月、稲荷町と新小岩のお寺で開催される、新潟親鸞学会会長の里村専精師のお話を聞きに出かけております。
親鸞会ではありません。親鸞学会です。

稲荷町のお寺では、『正信偈』のお話。
新小岩のお寺では、『大無量寿経』のお話。

里村専精師のお話は、現代的な眼差しと世界に発信する新しい仏教の香りがして、たいへん興味深く聞法をさせてもらっています。

里村専精師は、webで、新しい仏教の提言をされています。

とても素晴らしい内容です。

先生のお許しをいただきましたので、当ブログでも少しずつ紹介をさせてもらいます。


最新の真宗とインドの現況を発信します

七百年も前に親鸞が語った仏教が、今も世を超えています

大きな、仏教自体の運動を、その師の法然上人(1133-1212)が提唱されました。
それを他力と言いました。きちんと言えば“他力本願”あるいは“本願他力”と言われるものでした。

◆◆ 提  言  集(001)◆◆

①他力とは、如来
(ブッダ)のスケールでの仏教運動のことです。
②それを言い直せば、純粋仏教とでもいう意味があります。
③親鸞(1173-1262)はそれを大行と言いました。
④しかも、この他力に覚めてきた生き生きと流れる一筋の歴史を確認しました。
⑤それが七高僧(七祖)で代表されるものです。
⑤七祖の中のキーマンが曇鸞大師(476-542)という人です。
⑦曇鸞大師の言葉に、同一念仏無別道故。…眷族無量という言葉があります。
⑧同じ道(念仏)によって無量のサンガ(僧伽=samgha)が開かれるという言葉です。
⑨インドの仏教は、もともと他力だったはずです。
⑩ブッダの弟子たちが、自力を主張したはずもないのですから。
⑪もともとの仏教の行(実践生活)は、「念仏・念法・念僧伽」の帰依三宝だけでした。
⑫それもブッダによってもよおされて、つまり他力によって覚めていったのでした。
⑬それもブッダによってもよおされて、つまり他力によって覚めていったのでした。

 

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10月の「教育とカウンセリングコース」のご案内

2012年10月10日 22時52分06秒 | 日乗

10月の【くりのみ会】(教育とカウンセリングコース)を今週の土曜日(13日)に開催します。

◆10月の教育とカウンセリングコース
   10月13日(土) 午前10時~12時
   タワーホール船堀  301会議室

どなたでも参加できる勉強会です。

テキストは、『やさしいカウンセリング講義』古宮昇著 創元社
各自ご用意ください。

《当日の流れ》
①『正法眼蔵・随聞記』音読
②井戸端(素直に自己を語り 素直に他己を聞く)
③『やさしいカウンセリング講義』読書会

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おめでとうございます。

2012年10月09日 19時15分33秒 | 日乗

稲取にいます。明日、東京にもどります。テレビ&新聞なしの生活をしています。山中さんのノーベル賞受賞&レスリングの吉田選手の国民栄誉賞決定&テニスの錦織選手の優勝、おめでとうございます。

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伊豆稲取港

2012年10月08日 16時35分25秒 | 日乗

稲取に滞在しています。写真は稲取港。この半月以上、台風の影響で漁に出られず、キンメ鯛をはじめ魚が品薄だそうです。

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石挽き体験

2012年10月08日 16時25分01秒 | 日乗

先程、友人二人東京に戻りました。写真は、伊豆急行稲取駅前に新設された石挽きの体験コーナーです。東伊豆は江戸城を築城の時、西国の大名が築城石を切り出し、稲取港から江戸に運びました。

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稲取細野高原

2012年10月08日 00時33分59秒 | 日乗

夕方、細野高原のススキ鑑賞に出かけました。確かに、箱根の仙石原よりみごとです

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観音温泉

2012年10月07日 14時55分34秒 | 日乗

上原美術館の後、奥下田の観音温泉に来ています。源泉かけ流しのヌルヌル感の温泉は、つい長湯になります。来年夏のワークショップでもご案内します。

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上原美術館

2012年10月07日 13時05分59秒 | 日乗

昨晩、友人二人と一緒に稲取に来ています。只今、下田の上原美術館にきています。特別展「みなものかがやき」開催中。いつきても、落ち着きます。

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