カウンセリング研究会【くりのみ】親鸞とカウンセリングコースでは、
『教行信証』の音読を中心にすすめています。
この頃、大型書店に行きますと、仏教書が山積みです。
バブル状態ですね。
少し前、カウンセリング関係書も同様な状態でした。
半世紀ほど前に、カウンセリングの学びを始めた頃は、
新宿の大型店に出かけても、
カウンセリング関係の本を見つけることはできませんでした。
笑い話ですが、実際にあった話を紹介しますと…
ボクが、「カウンセリング関係の本は、どのコーナーですか?」
店員さん、どこを案内したと思いますか?
建築関係のコーナーに連れていかれました。(笑)
カウンセリング
ビルディング
(音)が似ていますよね。
「~イング」繋がりだったのです。(大笑)
で、暫くすると、カウンセリング関連本がボチボチ刊行されるようになりました。
大型書店に出かけるのが楽しみで、若い頃は、週に1~2回立ち寄ったものです。
ところが、バブルにむかうにつれて、「????」
「カウンセリング」がこんなに文字になるのは(おかしい?)と思うようになりました。
最近の仏教書のバブル的な様相も、同様でえすね。
話は変わります。
いつもお世話になっているご住職のお話。
「毎年・夏、京都で開催される研修会に、今年も出かけました。
若い人との議論がかみ合いませんでした。
みな、自分の頭で考えて、自分の狭い理解で意見を言っているのです。
土台になる経典(原典)をしっかりと読んでいません。
勝手な理解をして、自分の頭で妄想しての発言なんですね。
自分の発言が、経典を土台にしていないことに気づこうともしません。
そこで、(土台になる経典を読むこと)を勧めたところ、
お若い二人の方から、激しいバッシングで応じられた」と。
どのような学びでも、
土台となる経典・原典の学びが外せないことを教えてもらいました。
ありがたいことに、
【くりのみ会】では、
『正法眼蔵』『教行信証』『歎異抄』の音読を、学習の柱にしています。
この学び方を教えてくれたのは、先師・五十嵐正美先生です。
先生から、「薫染の読書」を教えていただきました。
報恩感謝。南無阿弥陀仏
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